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このように、『ヨルタモリ』はタモリの芸能人生の総決算なのである。しかし、これまでフジテレビはタモリに芸らしい芸をさせなかった。アナーキー芸人のタモリにマジョリティーを求めた。そうすることで80年代から90年代、フジテレビはバラエティの王者になれた。
2014年3月31日『笑っていいとも!』終了後、フジテレビは『ヨルタモリ』でありのままの芸人タモリに自由を与えた。これはある種の劇薬である。芸人としてのタモリを消費することは、フジテレビのアイデンティティをなくしてしまうことでもある。今後、フジテレビがバラエティで王者になることはないのかもしれない。
むしろ、フジテレビのことなんかどうでもいい。私は『ヨルタモリ』の楽しそうな雰囲気がうらやましくてたまらない。あの中にどうしても入りたい。どうやったら入れるのだろうか。教えてほしい。何もできないけど。
(文=加藤宏和)