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アイマス、ガルパン、血界戦線…相次ぐアニメのスケジュール破綻はアニメ業界崩壊の前触れか?それとも…

anime_151030_top.jpgTVアニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」オフィシャルサイトより

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

 TVアニメ『アイドルマスターシンデレラガールズ』(TOKYO MXほか)の放送スケジュールがひどいことになっていると一部で話題だ。このアニメは全部で25話の予定だったが、23話と24話の間に特別番組が放送され、さらに24話と25話の間にも特別番組が放送された。つまり25話は2週遅れの放送となってしまったのだ。実は、アニメのこうした特別番組や総集編は制作スケジュールが間に合わなかった場合に放送されるものだ。

 そもそも『アイドルマスターシンデレラガールズ』は「分割2クール」というスケジュール形態を取っていた。「分割2クール」というのは、前半1クール放送した後インターバル期間を置いて後半1クールを放送するというもので、制作スケジュールに余裕を持たせることができるため、『革命機ヴァルヴレイヴ』など様々なアニメで採用されている。しかし『アイマス』は、そんな余裕を持てる放送形態を取っているにもかかわらず、2クールの間に3度の特別番組を挟むと手際の悪さが際立つ。制作スケジュールが相当に遅れ崩壊状態にあることを露呈してしまったのだ。

 だがこうしたスケジュールの遅れは、『アイドルマスターシンデレラガールズ』に限ったことではない。放送開始が延期されたり、イレギュラーな特別番組を挟んだり、とスケジュールが崩壊状態のアニメが最近非常に増えている。

 TVアニメ『GOD EATER』は、7月5日に第1話を放送する予定だったが、放送が1週間延期され、代わりに特別番組の『GOD EATER EXTRA』が放送されることになった。この特別番組は1回だけではなく、1クールの放送が終了するまでに合計4回行われた。結局、全13話予定の内、9話しか間に合っていないというのはなかなかの異常事態だ。

 『血界戦線』の方は逆に最終話の制作が間に合わなかったケースだ。最終話直前に総集編を放送し、ペースに余裕をもたせたにも関わらず制作が間に合わず放送が未定となった。TVアニメの尺に収まりきらず46分にもなった最終回は本来の予定より3カ月遅れて各局で放送されることになった。

 制作が間に合わず放送スケジュールを変更するケースは今までにもなかったわけではない。制作が間に合わなかったため、第11話と第12話が放送されるまで3カ月もの間が空いたTVアニメ『ガールズ&パンツァー』などがある。

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