日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 悲劇の主人公になれない大沢樹生

「親子関係なし」の判決も、大沢樹生が“悲劇の主人公”になりえない理由とは――

ohsawa1120『鷲と鷹』(株式会社オールイン エンタテインメント)

 元「光GENJI」の大沢樹生が、女優で元妻の喜多嶋舞が産んだ子どもが実子ではないと「親子関係不存在」の確認を求めた訴訟の判決が19日、東京家庭裁判所で開かれ「親子関係はない」と言い渡された。

 大沢と喜多嶋は1996年6月に結婚。その時、すでに喜多嶋は妊娠しており、翌97年1月に長男を出産。その後、2005年9月に離婚した。


 大沢は13年、長男とのDNA鑑定の結果、「父子関係は0%」と判定されたことを公表。鑑定した真意について、14年1月に会見で「男の子が15、6歳になれば父親に似てくる。でも、なんか違う」と、血縁関係を疑問に思っていたことを挙げた。

 これに喜多嶋側は「長男の父親は大沢さんです」と主張。当の長男も週刊誌で「99.9%ボクはパパの子」と語っていたが、なんとも切ない結末となった。

 ネット上では大沢の子ではないとわかっていながら結婚生活を続け、挙げ句、自身の再婚を機に長男の親権を大沢に譲った喜多嶋に対し、猛バッシングが吹き荒れている。

 一方で、そもそも大沢はなぜ“秘め事”を公表したのか? 当時は某女性誌が独自取材でつかんだスクープとして報じられたが、現在は「大沢、もしくはその周辺者が女性誌にリークした」(関係者)と考えられている。

 その裏には、金銭的な事情があるという。

「当時、大沢さんは各方面から金を引っ張っていて、その返済が厳しくなっていたそうだ。そこで登場したのが、過去に逮捕歴のあるプロモーターのX氏。彼が大沢さんに『何か金を作れる話はないか?』と聞いたところ、出てきたのが長男の問題だった。金の臭いに敏感なX氏は、その話を聞いて『喜多嶋側から慰謝料をぶん取れる』と思ったのだろう。一連の騒動を仕掛けたが、想像以上に話が大きくなり、X氏はすぐにトンズラした」(裏事情を知る関係者)

 結局は金のためなのか――。まったく罪のない長男が不憫でならない。

最終更新:2015/11/21 10:00
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