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小島慶子、冨永愛、遠野なぎこ…増える“母がしんどい”“母が重い”娘たち それでも親子でいなきゃいけないのか?

 実際に対面すると、母親が「まったくいらないもの」をプレゼントしてきたのだが、その姿が「小学5年生の女子が、リーダー的な女の子のご機嫌をうかがう姿」に見えてきたそう。同時に、母は小学5年生のままで成長がとまり、自分が母を追い抜いてしまったという事実をその場で悟ったという。「小学生が『親』をやらなきゃいけないんだから そりゃーお互いつらいのは当然だったんだな」と振り返っているが、それが理解できたのも絶縁し、時間と距離を置いたからではないだろうか。

 いまや田房は講演会やトークイベントなどに引っ張りだで、“自分の人生を取り戻すためなら、親を恨むことや絶縁することに罪悪感を感じなくてもいい”と呼びかけている。それでもいまだに絶縁にマイナスイメージを持つ人が多く、親子の絆を大切にするべきという価値観を押し付けてくる人も。

 ただ、田房にとっては、母親と一緒にいるときのほうが「自分の気持ちや母への疑念に向き合うことから逃げてた」という状態で、離れたからこそ、母の長所や魅力を思い浮かべられるようになったという。その経験を経たからこそ、田房が主張するのが、「みんなが大好きな“親子の絆”があるんだから、ちょっとくらい絶縁したって大丈夫じゃないのかな」という考え。田房自身も絶縁したからこそ、自分の子どもを連れて母親に会えるようになり、そして「一緒にいるのは2時間が限度」と、相手との距離感を測れるようになったよう。

 通常、友人関係や恋愛関係を持った相手でも、気持ちがすれ違えばケンカをしたり、話し合ったり、それでもわかり合えなければ、距離や時間を置くことはごく自然に起こり得ること。それが親子にあってもいい、むしろ「親子は距離を置いてはいけない」ということのほうが不自然にも思えてくる。「絶縁したから二度と会わない」「絶縁したくないから相手に合わせる」と頭で考えるのではなく、状況や環境に合わせて、都度、相手との「心地よい関係」を構築していく。それが「しんどい」家族とのベストな付き合い方なのかもしれない。
(江崎理生)

最終更新:2015/11/29 13:00
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