日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 「写真袋」悪質課金システムとは
ITライター柳谷智宣の「賢いネットの歩き方」第89回

写真共有アプリ「写真袋」運営者が児童ポルノ放置容疑で逮捕! ユーザーの感覚をまひさせた課金システムとは

 写真共有プラットフォームを提供しただけで逮捕、という文脈だと乱暴に思えるが、この課金システムと報酬システムが友人同士の共有を目的にしているという言い訳は苦しい。また、少女たちも気軽に投稿した写真はコピーが繰り返され、永遠にネットの世界に残ることをわかっていない。

 今震えているのは、「写真袋」で児童ポルノ写真を投稿したユーザー、ダウンロードしたユーザーだろう。クレジットカードで課金したり、自分のスマホからアクセスしたなら、AppleやGoogle、ISPらが協力すれば、警察が身元を突き止めるのは簡単。全員を検挙することはないだろうが、見せしめ逮捕の被害者にならないように祈るしかない。

 現在、類似のアプリは10個以上公開されている。くれぐれも、うかつに手を出さないようにしよう。
(文=柳谷智宣)

最終更新:2015/12/04 21:00
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