【閲覧注意】難民キャンプの前に置かれた14の頭部 ― 過激化する難民受け入れ反対運動
2015/12/28 09:15
※4ページ目に刺激的な画像を掲載しています。閲覧は自己責任でお願いします。
※3ページ目までは、この事件の背景にある、難民受け入れをめぐるオランダの対応と住民の抗議をまとめています。また、アメリカ在住のイスラム教徒たちに直接取材した「移民の思いとヨーロッパ難民受け入れに対する意見」も掲載しています
画像は、シリア難民「geographyeducation」より
止むことのない内戦や無差別テロなどの殺戮行為によって祖国を追われた人々の数は今年だけでも約92万人と言われている。ヨーロッパでは難民を率先して受け入れているが、すべての国民が難民を歓迎しているわけではない。11月25日付の「This Is England」と「NL Times」が身の毛もよだつような事件を報じている。
■怒りの矛先はどこへ向けられているのか? 残虐な行為の現場を見る!
オランダ東部に位置するオーファーアイセル州にあるエンスヘーデという町からそう遠くないエスチマーカヴェルドという地の難民キャンプ入り口に、14もの数の豚の頭部が置き去りにされていた。さらに、同じ場所から豚のものと見られる大量の血液が入ったビニール袋も見つかっている。犯人は逮捕に至っていないが、難民受け入れに対する抗議団体の犯行と見られる。
オランダのテレビ局「RTV」によれば、この無気味な現場は地元警察によって発見されたが、警察の報道官は現在、難民や移民に対して直接の脅迫などはなく、今回のこの恐ろしい行為についても責任を追及すべきだという声は挙がっていないと述べている。
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