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じゃまおくんのザオリク的マンガ読み

“ダサイタマ”をメッタ斬り!! 伝説の埼玉ディスマンガ『翔んで埼玉』

 埼玉県民への侮辱は、まだまだ続きます。麗の転校先では、父親の仕事の関係などで今は都内に住んでいる元埼玉県民の生徒は皆、Z組に集められ、学内でのけ者にされる始末。制服はなんと、モンペにゲートル、地下足袋です。

 麗に学内を案内する役を買って出た女生徒は、

「だめよ!あんな物(Z組)なんて見ちゃ目がけがれるわ!」
「ああ、いやだ、埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」

 学校で急に腹痛を訴える生徒に、学園の自治会長は、

「医務室を利用できるのは東京都民だけだ 出て行け!」
「そこらへんの草でも食わせておけ! 埼玉県民ならそれで治る!」

 草食うだけで治すって、ドラクエ並みの薬草の効能ですね。

 さらに東京のレストランは、どうやら都民向けのメニューと埼玉県民向けのメニューに分けられているようです。

 都民用は、和風ステーキ、ヒレカツ定食、刺身定食、うな重といったメニューがずらりと並ぶのに対し、埼玉県民用は「残飯定食」「サンマの骨定食」「下水ライス」「犬のよだれご飯」……といった、見るからに吐き気をもよおすメニューばかり。

 魔夜先生はいったい、所沢でどんなひどい目に遭ったんでしょうか……。

 こんな感じで、散々な扱いを受けてきた埼玉県民の皆様のダメージは計り知れないことと思いますが、他県民だって油断してはいけません。実は、作品中で埼玉よりもひどい扱いを受けている県がひとつだけ存在するのです。それは、「気の弱い女性は、その地名を聞いただけで卒倒してしまう」という茨城県です。

「茨城では納豆しか産出しないから貧乏」
「茨城の原住民の食事は一日一回、水と納豆のみ」
「若者の夢は、白米にしょうゆをかけて食べること」

などなど、ボロクソです。

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