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SMAP騒動の構造が6代目山口組分裂と酷似? 3つの「お家騒動」からみるジャニーズの今後
2016/01/16 09:15
ジャニーズ事務所内部のゴタゴタから発生したSMAPの分裂騒動。実は昨年からこうした“お家騒動”はトレンドでもある。
■お家騒動1 大塚家具とSMAP
『大塚家具 父と娘の泥仕合―週刊東洋経済eビジネス新書No.110』(東洋経済新報社)
今回は、昨年から世間をにぎわせる分裂騒動からSMAPの今後を占ってみることにしよう。まずは大塚家具のお家騒動。創業者は大塚勝久氏で、これに反発したのが長女の久美子氏。勝久氏は創業時からの会員制を維持し、最高級の家具を最高レベルの接客で販売するというビジネスモデル。一方の久美子氏は中価格層の家具を中心に「気軽に入れる店作り」を提唱。両者の意見は相容れず、株主総会で株主の判断を仰ぐ形となった。結果、勝ったのは久美子氏。取材記者のひとりは「時代のニーズを見極め、旧態依然の企業風土を変えようとした久美子氏が支持された。総会では勝久氏の“上から目線”の物言いも不評を買った」と話す。
これを今回の騒動に置き換えれば、勝久氏がメリー喜多川副社長、久美子氏がSMAPのチーフマネジャーの飯島三智氏となろうか。
「メリー氏はジャニーズの絶対権力で、意に反する者は許さない。『週刊文春』でSMAPメンバーを『踊れない』とディスったように、歌って踊れることがアイドルの絶対条件。対する飯島氏は従来の歌って踊るだけのアイドルをマルチタレントに昇華させた」(スポーツ紙記者)。
大塚家具パターンなら、最後に笑うのは飯島氏!?