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酒井法子、テレビ復帰絶望も中国人向けディナーショーで「月収500万円」の荒稼ぎ!

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 2009年に覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた酒井法子が、ディナーショーで荒稼ぎしている。高い席ではチケット3万5,000円、昨年12月には全国6カ所で、各200~300席のショーを満席としている。もっとも、客の4割は中国、台湾からやってきた熱狂的ファンだというから、イベントにたびたび遠征しているのもうなずける。

 ディナーショーに詳しい芸能関係者によると「客がどこの人種だろうと、推算すれば1公演200万円の報酬で、事務所に抜かれても手元に100万円以上は入るわけだから、月収500~600万円。年収は、そこらの中堅芸人より上。ただ、所属事務所は、事件で迷惑をかけた古巣のサンミュージック系列。逮捕時に数億円の損害を与えているので、稼いだ額の半分ぐらいは、その賠償に充てているという話だ」という。

 それでも、このペースなら事務所への賠償も完済が近いのではないかとみられるが、そうも安心していられないようだ。

「彼女には、新曲のヒットが見込めないんですよね。新曲を出してアルバムも出しましたが、一部の熱狂的ファンが絶賛しているだけで、世間では曲名すら知られていません。というのも、テレビの情報番組でプロモーションしてもらえないことが大きいんですよ」(同)

 テレビが酒井を敬遠するのは当然だ。タレントが薬物事件で逮捕されるたびに酒井の名前が取り沙汰され、スポンサー企業のほとんどは起用を嫌がっている。情報番組では「芸能人の薬物事件を社会ニュースで取り扱う以上、芸能コーナーで酒井の曲を紹介することは、まずない」とディレクター。そうなると、どんなに頑張っても新曲がヒットすることはありえない。

「新しいヒット曲がないと、ショーは毎回、同じような構成のままなので、今後はリピーターも減っていくと思う」と前出関係者。

 そのせいか、酒井サイドは現在、テレビ復帰に躍起になっているという話もある。あるテレビマンによると、失敗したタレントが出演するテレビ朝日のバラエティ番組『しくじり先生 俺にみたいになるな!!』への逆オファーが酒井サイドからあったというのだ。

 同番組は「人生に大きく失敗したが、こうしてやり直せた」という再起話がメーンで、過去にはホリエモン、ヒロシ、小林麻耶などが出演してぶっちゃけトークを展開、高視聴率で昨年は深夜枠からゴールデンタイムに移動した。

 ただ、そんな番組ですら、酒井の起用には後ろ向きだといわれる。前出ディレクターも「ありえないとまでは言わないが、酒井出演の可能性は低い」と見ている。

「覚せい剤で逮捕なんて、とても笑って済ませる失敗談にはできないでしょう。それに、彼女は逮捕時の話をすると、同時に逮捕された元夫にも言及しなくちゃならなくなります。でも、その元夫とは、互いの話をしないことで離婚に合意した経緯があるそうですよ。あとは逮捕後に福祉の仕事をすると大ウソついたとか、ツッコミどころも多く、番組で処理するには重すぎる。ヘタすれば薬物犯罪を容認するものなどと誤解され、BPO(放送倫理・番組向上機構)に苦情を申し立てられかねないでしょう」(同)

 当然、番組スポンサーへの悪影響も考えられることで、万が一にも『しくじり先生』出演がかなったとしても、そこからテレビ界に大々的に復帰するとは考えにくい。

 昨年11月リリースのミニアルバム『Truth~飛べない鳥よ~』(SPACE SHOWER MUSIC)は大手配信会社がついてセールスに力を入れたが、オリコンチャート初登場206位と、2週目圏外の惨敗。元プロ野球選手の清原和博が同じ覚せい剤事件で逮捕というニュースで、余計に酒井は扱われづらくなっている。しばらくは中国語のあいさつで、爆買い中国人をおだてるショーを続けるしかなさそうだ。
(文=ハイセーヤスダ)

最終更新:2017/05/16 19:15
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