日刊サイゾー トップ > その他 > ウーマン・ウェジー  > ベッキー復活祭でボロクソだった上沼恵美子が寝返り援護

ベッキー復活の兆しに上沼恵美子「奥様もう勘弁したって」!? 「目が大きいだけの女」と叩いた同じ口で?

 休業中のベッキー(32)が、「週刊文春」(文藝春秋)編集部へ送ったとされる直筆の手紙が同誌に公開され、彼女を<許す><許さない>の議論が再び盛り上がっている。

 その手紙でベッキーは、以下の告白を綴った。

「ゲスの極み乙女。川谷とは友人ではなく確かに恋愛関係にあったこと」
「会見で恋愛関係を否定し、文春記事も否定するような発言をして申し訳なかった」
「川谷からは妻と別れるつもりと聞かされていたが、文春誌上の川谷妻インタビューを読み、妻側が離婚にまったく納得していないことを初めて知ったこと」
「現在は一切、川谷と連絡を取っておらず、気持ちもないこと」
「川谷妻に謝罪したいがまだ面会できていないこと」

 これを受けて朝のワイドショー番組では、『スッキリ!!』(日本テレビ系)でMCを務めるハリセンボンの近藤春菜(33)がベッキーの親友として「川谷さんの奥さんに伝えたい思いはあると思う。(奥さんに悪いことをした罪の意識を)無視せず真摯に向き合った結果として、この手紙を書いたのだろう」とコメント。

 裏番組の『白熱ライブ ビビット』(TBS系)では、テリー伊藤が「奥さんに直接謝罪したい、と望むのはベッキー自身が気持ちの整理をつけてスッキリしたいだけ」と、ベッキーの態度は自己中心的であるとして批判した。オリエンタルラジオの中田敦彦も「プライベートで手紙を出せば良いのに、報道させて公開させようというあざとさ」を指摘し、同情を買おうとしているのではないかと非難。「公的に、不倫していたことを認めるべき。まだ一度も不倫してましたと認めてない」と厳しい。

 そんな中田の発言に、『バイキング』(フジテレビ系)にて雨上がり決死隊の宮迫博之が「憶測でそんなひどいことをテレビでよく言うなぁと思う」「(中田に)会ったら僕キレてやろかと思ってます」と応戦。各局がベッキー謝罪レターを取り上げたことで、場外乱闘が発生しかねない状態だ。

 ベッキーと同じ芸能事務所・サンミュージックプロダクションに所属するカンニング竹山は、『サンデージャポン』(TBS系)で、「ベッキーは(みんなが)考えている以上に素直。素直に考えて手紙を送ったんじゃないの」「ベッキーも働きたいでしょうし、会社も働かせたいでしょうから」とコメント。西川史子は「だからって(社長が手紙を文春編集部に持参するというのは)復帰を焦りすぎじゃないの」と噛み付き、藤田ニコルは「あざとい」と嫌悪感を表し、爆笑問題・太田光は「肉体関係はなかったってことを言いたいんじゃないの」と冗談でまとめようとした。

 関西の重鎮・上沼恵美子は、『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ系)で、ベッキー擁護のスタンスを表明。件の手紙を紹介し、川谷が仕事上のダメージをさほど受けずに音楽活動を継続していけるのに対して、テレビを主戦場とするベッキーは露出を控えることを余儀なくされていることに「かわいそうやなと思う。ベッキーちゃんはものすごい損したなというイメージ」と同情を寄せた上沼。不倫について「やったことは悪い」としながらも、「ちょっとここまで引っ張って、ベッキーちゃんが全部ゼロになるというのはどうなんですかね。奥様に申し上げたいわ。親戚筋でも何でもないんですけど、もうそろそろ勘弁したってくれませんか」と、テレビを通じて川谷妻に呼びかけるような発言をした。

 上沼としては、乙武洋匡不倫騒動のように、妻が「私も至りませんでした」等のコメントをして「もう済んだこと」と幕引きをすれば丸くおさまると考えているのだろうか? しかしベッキーの場合、川谷の妻が「ベッキーさんを許します」とコメントする意味は皆無だろう。上沼がベッキーに同情を寄せるのもわからないでもないが、音楽畑で仕事する川谷にとってはたいしたことではなくとも、ベッキーというタレントにとって「不倫」はキャリアを台無しにするものだったということである。

 ベッキーが活動自粛せざるを得なくなってしまったのは、不倫がいけないことだからというよりも、彼女がテレビやCMで期待されていた役割(=イメージ)と、不倫の恋という事実のあいだにあまりに大きな開きがあったせいである。だからそれまでベッキーを起用していた広告は、いったん下げざるを得なくなった。そして再び、以前と全く同じポジションに戻ることは厳しいだろう。彼女は“イメージ”で仕事をしていたからだ。しかし今回「文春」にあてた手紙の文面から察するに、彼女自身、以前のような正義感の強いキャラクターでテレビ復帰することが難しそうだということを認識していないのかもしれない。

 ただ、上沼といえば、1月下旬の同番組ではベッキーのことをケチョンケチョンに叩きのめしていた張本人でもある。当時、上沼は「文春」に掲載された川谷とベッキーとのLINE記録を見ながら「ものすごい悪いよベッキー。フザけてるもん、居直ってるっていうの」と憤りを示し、ベッキーのタレント性について「ドラマで当たってるわけでも何でもないし、バラエティーでものすごい面白いこと言うわけでもないし」「キレイ言うても目が大きいだけ」とけなしたうえで、以前にベッキーと共演した際の彼女の“ぶりっ子ぶり”を、『昨日から上沼さんと一緒だと思うと眠れなかった。ベッキーって言います、よろしくお願いしま~す!』とモノマネ再現。そうした振る舞いもひっくるめて「したたかやで」と散々強調していた。そんな自らの批判を省みる素振りもなく、今回、180度意見を変えて「かわいそう。もう許してやって」と発言する上沼……ベッキー本人ももはや、上沼からは「したたか」とも「かわいそう」とも言われたくないだろう。
(清水美早紀)

最終更新:2016/05/03 09:30
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