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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 雨宮塔子アナ起用に「今さら感」

不振のTBS『NEWS23』がOG・雨宮塔子アナ起用も「今さら感」が拭えず……

toko0701プントリネア公式サイトより

 視聴率が低迷するTBS系の報道番組『NEWS23』(月~金曜夜)がテコ入れのため、7月下旬より、同局OGのフリーアナウンサー・雨宮塔子(45)をキャスターに起用することがわかった。

 同番組は、春の改編期に大幅なリニューアルを敢行。膳場貴子キャスター、アンカーの岸井成格氏を降板させ、ほかの出演者も一掃。今春から、キャスターに星浩氏、サブキャスターに小林悠アナの布陣で臨む予定だった。ところが、セレブ男性とのデート現場を報じられた小林アナの出演が取りやめとなり(後に退社)、リニューアル前から大揺れ。小林アナの代わりに、バラエティ色の強い駒田健吾アナ、入社3年目の皆川玲奈アナがサブキャスターに就任。入社2年目の宇内梨沙アナが、スポーツと天気を担当することになった。

 これまで、『報道ステーション』など、テレビ朝日系の番組でコメンテーターを務めてきた星氏は、地上波でキャスターを務めるのは今回が初で、“地味”な印象が拭えない。美形の皆川アナ、宇内アナは目の保養にはなるが、いかんせんキャリア不足は否めず、存在感もまだ薄い。

 このメンバーで膳場時代より視聴率を上げるのは至難のワザで、4~5%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)に低迷。常時8%前後を取っている裏のライバル番組『NEWS ZERO』(日本テレビ系)には大差を付けられている。

 そこで白羽の矢が立ったのが、かつてTBSの人気女子アナだった雨宮アナ。その起用にあたって同局は「リニューアル前からオファーしていたが、周辺環境が整わなかったため、この時期になった」と説明している。昨年12月30日に放送された『報道の日』でキャスターとして出演し、局内で高評価を得たことがオファーにつながったのだという。

 雨宮アナは成城大学文芸学部卒業後、1993年に入社。『どうぶつ奇想天外!』『チューボーですよ!』など、主にバラエティ番組を担当。類いまれな美貌もあって、人気者となった。ところが、99年に退社し、フランス語、西洋美術史を学ぶため渡仏。2002年にパティシエの青木定治氏と結婚し、1男1女をもうけたが、昨年3月に離婚した。現在はフリーアナとして、時折テレビに出演するほか、エッセイストとして活躍している。レギュラー番組を持つのは、同局時代以来、17年ぶりとなる。

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