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フジテレビに“昼ドラ”ファンあきれ、『グッディ』『みんなのニュース』不振で「15時間生放送」半年で挫折

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 フジテレビが5日、10月改編説明会を行い、4月の改編の目玉だった平日の“15時間生放送”を取りやめることが発表された。

 フジは、30年以上続いた『ライオンのごきげんよう』(全身は『ライオンのいただきます』)と、50年以上続いた東海テレビ制作のドラマ枠、通称“昼ドラ”を3月末で終了させ、4月から『バイキング』と『直撃LIVE グッディ!』の放送時間を拡大。これにより、現在は午前4時スタートの『めざましテレビ アクア』から、夕方の『みんなのニュース』まで、15時間の連続生放送を行っている。

 だが、10月からは『みんなのニュース』を短縮し、午後3時50分~4時50分に『メディアミックスα』を新設。この枠については、「地上波、BS、CS、配信の4メディアと連動した新しいコンテンツのトライ、それから名作ドラマのリピート、それからもし国民に対して迅速にお伝えする案件が発生した場合、速やかにライブで情報を提供させていただく体制をとる。数カ月単位でメディアを取り巻く環境が変わってきていて、視聴者のいろんなニーズに応えるべく、この夕方に新しい枠を設けることによって、皆さんの知りたいことなどをいろんな角度から提供させていただきたい」(宮道治朗編成部長)としている。

「単純にスポンサー離れが深刻で、縮小せざるを得ないのでしょう。4月から、日本テレビに倣って連続生放送のタイムテーブルを取り入れたフジですが、『バイキング』は大規模なリニューアルにより数字の改善が見られたものの、『グッディ』や『みんなのニュース』は、平均視聴率1%台も珍しくなく、裏番組に歯が立たない状況が続いている。現在のフジは、ヒットドラマを生み出すことに躍起ですから、おそらくその時放送されている連ドラの関連作品や、前週分のリピートなんかが放送されるのでは?」(テレビ誌記者)

 今回の発表により、やるせなさを露わにしているのが、“昼ドラ”ファンだ。“昼ドラ”は、1964年に東海テレビがフジテレビから要請を受けたことでスタートし、52年の間に214作品を放送。数々の名作を生み、視聴が習慣化していた主婦も多かった。

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