VR元年、ついに山が動く……! 今秋に配信をスタートする「DMM.com」が放つVR動画とは!?
―― 我々みたいなアニメ・ゲーム系、ガジェット系、それに経済系のニュースをやっているようなメディアも興味を持ちそうですね。
山本 VRというキーワードがあって、DMMなら何かやるんでしょ? DMMが本格的にやるなら市場も動いてくるだろう――とお考えになるのか、取材もたくさんご相談をいただいています。これはやっぱりVRだからですよね、普通の動画だとここまではこないでしょう。
―― 実際、「VR 成人向け」といったワードでネット検索すると、DMMさんの2年前に作った動画やインタビューが上位にきますし。
山本 時期がきたら最初に参入しますよ、というメッセージ、決意表明だったんですが、おかげさまでそういったイメージを持っていただいたみたいです。
―― 実際「TGS」でも美少女系VRが多かったですものね、海外のゲームメーカーだとレースゲームだったりするのに。
山本 やっぱ日本のユーザーさんが特殊なんだと思います、それに特にコアな層にそういうハードウェア好きが多い。マスに向けていきなりVRといっても伝わりづらいですよね、体験できる機会もなかなかありませんし。
―― VRが難しいのはそこですよね。超高画質であるとか、3DCGの技術のおかげで動画がすごいみたいなところは画像や映像でもそこそこは伝わりますけど、VRはデバイスを被ってみないことには魅力が伝わらない。
山本 そうですね。また、先ほどのお話とも被りますけど、ダンボールVRでも、充分には伝わりきらないですよね。一回でもOculus RiftやGear VRを被ってみていただければ、「おっ!」となると思いますけど。
―― DMMさんの動画もどこかで体験できる機会があるといいのかもしれませんね。
山本 ああ、なるほど……そういうイベントは現在、予定していませんね。ただ、配信を始めるときに手に取ってもらいやすいように、無料で見られるコンテンツを何本か用意するつもりです。それでまずは体験していただいて、と考えています。
一気にVR動画を100タイトルも配信予定! さすがDMM.comはやることがデカい! といったところで、インタビューは明日配信予定の後編へと続く。お楽しみに。
■DMM.com
http://www.dmm.com/
■VR動画β – DMM.com
http://www.dmm.com/digital/vr/
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