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週刊誌スクープ大賞

“各界の北朝鮮”が生んだ遅咲きの新横綱・稀勢の里「風俗店には兄弟子たちと……」

 したがって、日本の皇族と縁戚である麻生氏に同行してもらうという条件で、首脳会談を持ちかけたら、乗ってきたというのである。

 どこまで信じられる話かわからないが、このような相手と急いで会うことはなかろうと思うのだが。首相がそんな具合だから、日本の企業も早々とトランプに跪くところが次々に出てくる。

「トランプ米大統領が、中東・アフリカの7カ国の国民や難民の入国を一時禁止したことを受け、日本航空は30日、対象の国のパスポートを持つ旅行者が米国行きの便に搭乗を希望した場合、米担当当局に入国できるかどうか事前に照会することを決めた。入国できないと回答された場合、搭乗前に旅行者に知らせる」(asahi.com1月30日14時52分)

 搭乗者が自己判断すればいいことで、飛行機会社がそんなことをする必要はない。

 この国はもともと、強いものには巻かれろというのが生き方の基本にある。戦前の軍、終戦後の占領軍、そして今は数だけはある自民党政権に唯々諾々と従うのが、日本人の日本人らしい生き方なのである。

 このままいけば早晩トランプ政権は国内外から批判を受け、立ち往生すること間違いない。自らすすんでひれ伏すことはない。しばらくは高みの見物といくのも、日本人的な生き方だと思うのだが。

【巻末付録】

 まずはポストから。巻頭は「あの時君は若かった!! はじめての水着スペシャル」。井上和香、雛形あきこ、井上晴美など。

 後半は「ピンクの殿堂 新東宝映画の女神たち」。新東宝という名前は、われわれ世代には懐かしい。

 新東宝はヴェネチア映画祭で国際賞を受賞した『西鶴一代女』などを作ったが、その後エログロ路線に転換して、50年間で1,000本以上のピンク映画を世に送り出してきた。

 こうした粗製濫造の中からいい監督も生みだし、その後、日活ロマンポルノへとつながっていく。

 袋とじはフィリピン女優の「ルビー・モレノ」。日本でいうと「こつまなんきん」とでもいうのか、東洋系の美人の典型として、一時は人気があった。

 あとは「美人すぎる雀士」という、なんだかよくわからないグラビア。最後は「杉浦幸 解放」という女優の完全ヘアヌードのアンコール。

 現代は『動物戦隊ジュウオウジャー』のヒロイン「柳美希」。このところ出ている女優の肩書きが長くて読みづらい。

 失礼だがあまり名のない女優を起用すると、いろいろ説明しなくてはならないから致し方ないのだろうが。

 後半は「週刊現代でしか見られない! 元NHK山形キャスター 古瀬絵理」のスイカップ。

 次は「写真家D・ハミルトンが撮った 美しき女優ヌード」。ハミルトンは昨年11月に亡くなったという。

 袋とじは「大コーフン! たかしょーのノーパン喫茶」。早くも賞味期限切れのような彼女を見ていると、何かしら哀れを誘うものがあるように思うのは、年をとったせいか。

 というわけで今週はどちらもイマイチ、興奮度が足りない。よって引き分けとする。
(文=元木昌彦)

最終更新:2017/01/30 21:00
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