
「ゴミみたいな自分でも、生きてていいの?」【清水愛】アイドル声優と“人妻”プロレスラー、その数奇な現在進行形
声優 小明 声優 on FINDER! 宍戸留美

元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんがカメラマンとしてかわいい声優さんの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の46回目! 今回はアイドル声優のパイオニアで、現在は女子プロレスラーとしても活躍中の清水愛さんが来てくれました!
――本日はよろしくお願いいたします! この連載は今回で46回目なんですけど、清水さんは今までで一番謎な経歴の持ち主というか……。
清水 えっ!? そうなんですか!?
――声優で現役プロレスラーなんて清水さんが初ですよ!
清水 光栄です(照)。
――気になることはいろいろあるんですが、まず、もともとは声優志望だったんでしょうか?
清水 志望かと聞かれたら、志望ではないです。いつの間にか声優になっちゃった、というか。
――なっちゃった?
清水 えっと、思春期の頃、すごく引っ込み思案で人見知りも激しくて、コンビニの店員さんともしゃべれないくらいだったんです。「お箸おつけしますか?」って言われるだけでカーッて恥ずかしくなっちゃって、目も合わせられないまま「ハ、ハィ(超小声)」みたいな……。自分なりに「これじゃ日常生活もままならない」と思って、高校を卒業するときに「大学受験かぁ、もう勉強はいいや」っていう気持ちと、「もっと社交的になりたい」っていう気持ちで、まずはモゴモゴしゃべりから脱却して声をハッキリ出すために、声優の勉強をすることにしたんです。そうして人並みの生活を送れるようになってから、自分のなりたいものを探そうと思って。
――社会参加を目標として声優の勉強をはじめたんですね……!
清水 それで、家の近くに専門学校(日本工学院専門学校)があったので、「ここでいいや」って(笑)。月曜から土曜までみっちり授業があったんですけど、私は怠け者なので、時間で縛ってもらった方が逆に動きやすかったんですよね。やっているうちに楽しくなって、スポンジのように吸収してたら、いつの間にか声優になってしまった。もともと引っ込み思案なので、人前でしゃべるような仕事は向いてないと思ってたんですけど、なんか、なっちゃいました。
――専門学校から、どうやって声優事務所に入ったんですか?
清水 在学している間、先生が「ウチの子たち見てよ」って、事務所の社長さんを何人か呼んでオーディションを開催してくれたんです。それで私を選んでくれた事務所に入ったんですけど、その事務所も紆余曲折あって……社長がいなくなってしまったんです。それで違う人が社長になって、社名も変わって、やっと慣れてきたと思ったら「ウチ、もう潰すからどこかに行って」って言われて……。
――声優業界って、たまに社長が消えますね!? この連載でもう何回か聞きました。しかしながら、その紆余曲折の段階で「もうハキハキしゃべれるし、辞めようかな」とは思いませんでしたか?
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