日刊サイゾー トップ > カルチャー  > この夏は「青春18きっぷ」で旅を

どこかに行きたければ、ひとまずは中央本線で……「青春18きっぷ」で過酷ではない旅立ちを

 こんな限界に挑戦する旅行も、一度は楽しいけれども二度、三度とはやりたくないもの。そこで長年「青春18きっぷ」を愛好するベテラン勢に聞くと、オススメなのは一度に5回ぶっ通しではなく、2度に分けて近場を旅行するということ。

「各駅停車で耐えることができる時間内で、ちょっと遠いところを探すのがポイントです」(ベテランユーザー)

 そこでオススメされたのが、まず長野方面への利用。例えば、長野方面であれば温泉地もある下諏訪駅は、東京からだと普通運賃で3,672円。「青春18きっぷ」を使えば、ちょっとよいところに泊まっても、なかなかオトク感がありそうだ。乗車時間も3時間程度。同じ路線を走る特急「あずさ」に比べると時間はかかるが、我慢できる範疇である。

 また、途中の甲府駅から乗り換えて、こんな機会でもなければ永遠に乗ることもなさそうな身延線を楽しむという方法も。

 ほかの方面でも考えてみたが、伊豆の温泉地に向かおうと思うと、JRは伊東線の伊東駅まで。その先に向かうには別料金が必要。伊東までは東京から2,268円なのでビミョーに損してしまう。軽井沢で避暑をと考えれば、信越本線(名前倒れ)の群馬県側の終点・横川駅までは同じく2,268円。ここから軽井沢行きのバスは500円なので、やはり損をする。

 東京を中心に見た場合、やはり手軽かつ、非日常を味わうには中央本線経由で長野方面へと向かうのが適している様子。どこか遠くへ行きたいと思うけど、お金がないと嘆いている諸君。時刻表を広げれば、存外に短時間で到達することのできる見たこともない土地が待っているはずだ。
(文=昼間たかし)

最終更新:2017/08/07 22:30
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