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関ジャニ∞・丸山隆平は、なぜブレークできないのか? 不遇の歴史を徹底検証

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どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと芸能人」。

 今回は関ジャニ∞・丸山隆平を取り上げてみたい。グループのムードメーカーとしてメンバーを和ませ、またライブにおけるファンサービスは誰よりも一生懸命だ。まさに名字のごとく、みんなの心を丸くさせてくれる、ジャニーズタレントの中でも稀有な存在である。
 
 だがテレビ業界では、彼の評価は残念ながら高くない。それは彼一人の責任ではないのだが、貧乏くじを引きやすいタイプなのかもしれない。

 2012年、竹内結子主演の刑事ドラマ『ストロベリーナイト』(フジテレビ系)の湯田康平役で注目されると、翌13年の『泣くな、はらちゃん』(日本テレビ系)では、主演のTOKIO・長瀬智也に負けない“受け”の演技で評価を高めた。

 その余勢を駆って、14年には『地獄先生ぬ~べ~』(同)に主演。原作は「週刊少年ジャンプ」(集英社)の人気漫画で、ちょうど「ぬ~べ~世代」だった彼にとって思い入れのある作品だったのだが、ドラマがスタートしたあとの顛末は推して知るべし。原作ファンから「改悪」と大ブーイングが起きてしまったのだ。平均視聴率は10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)で終わった。

 もちろん、これは丸山だけに責任があるわけではないが、もしもう少しいい形で終わっていたら、丸山へのドラマオファーは続いていただろう。以降、ドラマオファーはどの局からもかかってきていない。

 ではバラエティはどうだろう? 『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)などを見ていてもわかるが、丸山はカメラが来ると必ず反応してくれる。こうした存在は、スタッフからすると非常にありがたい。

 だが、グループを離れて一人になったとき、どのくらい魅力が伝わっているのだろうか? その試金石となったのが、15年から司会を務めている『サタデープラス』(MBS、TBS系列)だった。

 毎週土曜朝に放送されているこの番組は、人々に必要な「お金」「健康」「心」の3つをプラスできることをさまざまな形で届けている情報番組。

 だが最近、この3本柱が撤廃され、ただのワイドショーのような番組になってしまった。かつては「健康」というテーマにちなんで、さまざまな体操をスタジオでやっていたのだが、その影もない。

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