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【wezzy】

妻がいない間に、元妻を家に泊めた夫の罪深さ

 タイトルのように、再婚した夫が、新しい妻のいない間に元妻を泊める……これは当然ながら、新しい妻にとっては離婚案件だろう。だがそこに元妻との子供もいたらどうか。

息子が元嫁を家に泊め、お嫁さんが出て行ってしまいました。

「本当に情けない相談なのですが」から始まるこのトピは、息子がその妻と先月から別居したことを知ったという『息子の母』によって立てられた。

 息子は36歳でバツイチ。元妻(39)との間に6歳の女の子と9歳の男の子がいる。元妻は子らと遠方で暮らしているが、父子の面会交流が半年に一度ほどある。

 現在の妻は32歳、夫と子供たちの交流には理解を示していた。ふたりの間に子供はいない。だが、その妻が出て行ってしまったのだという。姑であるトピ主は途方にくれ、嫁と話をしても良いかと悩んでいる。別居の経緯はこうだ。

「今回お嫁さんが長期出張中(3週間)に元嫁が子供を連れて突然訪ねて来たそうで、息子が家に泊めてしまいました(中略)先月元嫁から息子に面会の打診があったそうです。息子たちの居住地近くで大きな祭りがありそれを見に行きたいと」

 息子は、「妻が長期出張中、老犬の世話があるので外出ができない、今年は無理だ」と答えたにもかかわらず、お祭りの日程に合わせて元嫁が子連れ来訪。

「帰るように促したようですが観光地といえど田舎なので17時過ぎには電車がありません。祭り期間のため宿泊可能な施設も見つからず家に泊めるしかなかったみたいです。その日は元嫁、子供は居間で寝て、息子は車で寝たらしく同じ屋根の下で寝たというわけではありません」

 トピ主は「息子はおそらく本当のことを言っています」という。そして「あの元嫁とまた何かあるとは到底思えません。子供がいなければ関わりたくもない相手だと思います」とも。息子は、妻が出張中には「心配をかけてはいけない」と思いすぐに報告はせず、出張を終えて帰宅してから妻にいきさつを話をしたところ、妻は家を出て行ってしまったそうだ。

 トピ文に相談がおさまりきらず、トピ主レスに続きが書き込まれる。

 さて別居を知ったトピ主はその夫(妻から見ると舅)と相談した。夫は息子と妻を話し合いのために呼び出したところ、それぞれ次のようなことを話した。

 まず、妻の言い分は次のようなものだ。

・子供との面会自体には何も不満はないがなんでも有りというわけではない
・以前こちらの居住地に来たいと言われたがこちらの生活圏では会わないという事で納得済みだったはず
・家に入れるというのは明らかなルール違反
・過去に一度面会の際に相手の家に行ったことがありその時に今後はプライベートな空間(お互いの家、宿泊施設など、レストランなどの完全個室)では会わないでとお願いしていた
・バツイチ子持ちの相手と結婚したからといって何でもかんでも受け入れるわけではない、夫側にもバツイチ子持ちで再婚し面会を続けるなら再婚相手に対する配慮は必要だと思う、お互いに相手を不快にさせないように行動することが必要。
・勝手に来たというが、それでも宿泊施設までタクシーに乗せれば良かったはず。(「車で1時間半ほど行けば別の観光地がありおそらく泊まれたと思います」とトピ主は解説する)
・車で寝たからいいという問題ではない、家に入れ夫が一晩外にいたなら家の中を好きに見て回れたはず、それを考えるだけで気持ち悪くて家に居たくない

 対する息子の言い分は次のようなもの。

・子供二人を連れて来てしまっており、帰る電車もなく宿泊施設に片っ端から電話をしたがどこも祭り当日で空きがなかった
・車で30分ほどのところまでは範囲を広げて探してみた
・本当にすまなかったと思っている
・元嫁と子供だけを家に残してしまったことも言われてみれば失敗だった、一緒にいない方がいいだろうと思い車で寝てしまった
・今後は絶対にこんなことがないようにする、元嫁にも今後同じようなことがあれば弁護士と相談して面会方法を考え直すと伝えた

 トピ主も夫も、ともに息子とその元妻への怒りがおさまらない。息子の妻は、さらにこう言ったという。

「今すぐ離婚どうこうは考えていません。ただ、プライベート空間で会わないという約束を破られたことが許せない気持ちが強く今は一緒に暮らせない」

 かねてよりこの夫は「約束」を破っており、妻の堪忍袋の緒が切れたようである。過去の事件は以下の通り。

1:元嫁の外出中に子供の面倒を見て欲しいと言われ、夫が元嫁の家に行きほぼ半日家で面倒を見た。元嫁の帰宅後も3時間ほど食事をするなどして家で一緒に過ごしていたことがあり、妻は「プライベートな空間で会うのはやめて欲しい」と伝えた。

2:1の半年後の面会交流。待ち合わせ場所までそれぞれの車で来た後、我が家の車に元嫁と子供が乗り換えドライブをしながら水族館に行った。妻は夫に「二人で買った車に乗せるのはやめて欲しい、車内もプライベート空間ではないか?」と話し合い、車や家などで会わないでと再度約束。

 その後も、夫はちょいちょい、元嫁に押し切られる形なのかなんなのかわからないが、妻との約束を破ってしまう。元嫁が予約した完全個室のレストランに行く、日帰り温泉に行き客室で食事をして帰って来る、など。その都度、夫婦として話し合いをしてきたが、いくら話してもプライベート空間という線引きが伝わらず、妻いわく「今回のことは我慢の限界」。

 この話し合いでトピ主の夫は息子に「お嫁さんに許してもらえるまで実家には来るな、離婚なんてことになったら二度と帰ってこなくていい」、息子の妻には「許せないなら離婚になっても仕方がない、それだけのことを息子はした。離婚はしてほしくないがそうなったらお嫁さんの希望に添えるようにするからなんでも言って欲しい」と告げ、話を終わらせてしまった。

 「お嫁さんの言うことはどれももっともで息子が馬鹿だったと思っています。私がお嫁さんの立場でも激怒しますし簡単に許せることではないです」とトピ主も息子への怒りを隠さないが、「お嫁さんを説得しようなどとは思っていませんが今どう思っているのか、話を聞かせてもらえたらと思っているのですが連絡は控えた方がいいでしょうか」と息子の妻と話をするのは今どうか、という相談だ。ちなみにそれまでは息子の妻の方から食事や買い物に誘ってくれるなど仲良くしていたという。

 うん、もうこれは申し開きできない状態ですよね……。それまでの経緯があったのなら、なおさらだ。コメントでも元妻とそして息子への批判が集まった。その上でトピ主には「今は何もできることはない」として静観するようにすすめている。

改ページ

「救いなのはあなた達義両親が理解があって嫁の味方なところですね。あり得ないと思います。あり得ない。家に泊めるなんて…
どうしても~ってなったとしても、子供だけ泊めて元嫁は一人で外で時間でも潰させるべきでしたね。大人なんだから元嫁は自分で何とか出来ますから。
車に元嫁でも良いわ。女だからって配慮しなくて良い。
断わっていたのに無理やり来た自分のせいなんだから。アラフォーのおばさん。一人でなんとかできます」

「これはお嫁さんが自分の中で答えを出すのを待つしかないと思います。あなたが何を言えるのですか? バカ息子でごめんなさい。この一言しか言えませんよね? 一言でも息子を庇ったらそこでジ・エンドですよ? それにしてもなんて思慮が足りないの? あなたの息子」

「もう、言うだけのことは言ったのだから、後は距離を置いたほうがいいです。今無理に連絡したり話し合いをしようとしたりすると、息子妻さんは頑なになるだけだと思います」

「これ以上は親がもう、口出しをすべきことではないと思いますし、むしろ確認するとしたらお嫁さんの気持ちより、息子さんの気持ちなのではありませんか。
してしまったことを反省するのは当然ですが、お嫁さんが言っていることを本当に理解出来ているのか、また今後、元妻や子供達とどのように交流を持つつもりでいるのか、それを確認すべきなのではありませんか。
そういったことを息子さんがしっかりと考え、行動に移せないとおそらく息子さんはまた同じことを繰り返すと思いますし、同じことがあればお嫁さんはもう、息子さんを見限ると思いますよ」

 また、元妻は息子に気があると見るコメントもあった。

「元嫁は最初から泊まる気でいたんだよ。よりを戻せると思っているんです。気づきませんか? 新しい家族がもういることをわからせないと。
今後、子供とも面会謝絶でいくしかないですね。元両親の修羅場を見せつけられて傷つけられるのは子供達です。それよりは、会わない方がいい」

 確かにこの有無を言わさぬ泊まり方は、ちょっと変だ。あわよくば的な気持ちが元妻にあったことは否定できないのではないか。そして少数派だが息子の妻を批判する声もあった。

「再婚するなら、なんでもあり!なんでもOK!な女性が良かったですね。お嫁さんを擁護したいみたいですけれども、嫁さんにも問題ありますよ。あなたも親なら、最後は自分の子供の味方をしなさい。嫁は赤の他人です」

 う~ん色々な意見があるわぁ。さてトピ主レスではお礼とともに「連絡は控えた方が良いという方が多いですね。心配ですがそっとしておこうと思います。今回のことには触れず体調などを気遣うメールなら良いというご意見もいただいたので、ひと月ほど経ったら体調は大丈夫かどうか、困っていることはないかとだけ連絡してみようかなと思います」と記した。さらに息子の妻について、こんな話も書き加える。

「お嫁さんは子供との面会には本当に好意的です。
別れた時の経緯もあり私たち夫婦は元嫁、子供たちとは関わらなくて良いと当初考えていました。
養育費の話になった際にお嫁さんに少しこのことを伝えたことがあります、ですがお嫁さんからは、

子供との面会は子供にも息子にも必要なことだと考えている
息子が子供たちを大切に思っているからこそ結婚しようと思った、
養育費の支払いは今の状況では大変ですが払い続けていこうと思っています。

こう言われました。
息子が再婚直後闘病し2年ほど働けませんでした、その間も息子に変わり養育費を払い続けてくれていたようです。後から息子に知らされ私たちが遡って全額払いました」

 ええっ!? 息子の妻すごい。そんな妻を怒らせる息子の甲斐性のなさに、トピ主ならずとも若干怒りがこみ上げる。一体これからどうなるのか……いつか結果をトピ主が書き込んでくれる日が来ることを祈りたい。

最終更新:2017/09/25 07:15
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