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スポンサー総撤退の危機!? フジテレビ「月9」「月10」がひどすぎる……

フジテレビ系『世界の村のどエライさん』番組サイトより

 フジテレビの看板ドラマ枠「月9」の低迷が続いているが、その後番組「月10」枠も加えて、同局は深刻な爆弾を抱えてしまったようだ。

「月9」は、2016年1月期『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(有村架純、高良健吾主演)が平均9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、2ケタを割り込んだのをきっかけに不振に拍車が掛かった。同4月期には、“高視聴率男”と呼ばれていた福山雅治を主演に起用した『ラヴソング』を放送したが、8.5%とまさかの大爆死を喫した。

 その後も1ケタ台は続き、17年1月期『突然ですが、明日結婚します』(西内まりや主演)は6.7%まで落ち込んで、「月9」歴代ワースト視聴率を更新。同4月期の『貴族探偵』は、嵐・相葉雅紀が主演を務めるとあって期待されたが、これまた8.6%とズッコケて、打ち切り説もチラついた。

 しかし、同7月期『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-3rd season』(山下智久主演)が14.6%の高視聴率を獲得し、なんとか窮地を脱した。ところが、同10月期『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(篠原涼子主演)は6.7%と大爆死して、勢いに乗れず。

 そして、迎えた今期、極めて前評判が低かった『海月姫』(芳根京子主演)が15日にスタートしたが、初回8.6%、第2話6.9%と予想通りの低調ぶりで、『突然ですが』のワースト記録を塗り替えかねない発進となった。

 フジにとって、さらに深刻なのは、その後番組の「月10」枠。いうまでもなく、同枠では16年12月まで『SMAP×SMAP』をオンエアし、全盛期には「月9」同様、当たり前のように20%超えを果たしていた。17年1月から、後継番組として、フットボールアワー・後藤輝基、田中みな実アナ、DAIGOがMCを務める『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』を放送開始したが、「月9」以上の低空飛行で、5%割れどころか、3%台を連発。同番組はわずか1年で終了の憂き目に遭い、昨年12月25日の最終回は4.5%で、寂しく幕を閉じた。

 その後継番組として、『海月姫』初回と同じ15日に、『世界の村のどエライさん』がスタートした。同番組は、世界の片隅で暮らす村人たちの幸せの秘密に迫るもので、村人たちの幸せのために人生を捧げる人物(どエライさん)を探し出して密着する内容。“売り”は俳優・山崎育三郎がバラエティ初MCにチャレンジする点で、そのほか、千鳥、高見侑里アナが進行を務めている。

 だが、制作するカンテレ(関西テレビ)の期待もむなしく、初回は4.1%と壮絶爆死。第2回は3.3%まで下げてしまい、早くも“風前のともしび”となってしまった。初回の低視聴率を受け、カンテレ・福井澄郎社長は、19日の定例会見で、「少し時間がかかるかもしれないが、企画としては悪くない」と呑気な発言をしたが、新番組が始まったばかりにもかかわらず、この関心度の低さは致命的だ。

 22日の「月9」と「月10」視聴率を単純に平均すると5.1%という低さで、プライム帯の数字としては断崖絶壁に立たされたといってもよさそうだ。

「やはり視聴率は前後の番組で連動します。いい例が、日本テレビ・日曜ゴールデン帯の『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』や、TBS・金曜ゴールデン帯の『爆報!THE フライデー』『ぴったんこカン・カン』『中居正広の金曜のスマイルたちへ』のラインです。それぞれの番組が人気があって、かつ相乗効果で高視聴率を得ています。逆に、フジの月曜夜は、8時台の『痛快TV スカッとジャパン』を含め、不人気番組が続き、縦の並びの悪さで、なおさら数字を落としている印象です。事実、『月9』で『コード・ブルー』が放送されていた頃は、『もしズレ』もそこそこの視聴率を出していました。『月9』ドラマの数字が悪いから、『月10』も悲惨な視聴率に終わっているのでしょう。このままなら両枠とも、スポンサーがこぞって撤退する可能性もありそうです」(テレビ誌関係者)

 始まったばかりの『どエライさん』は、コンセプトがしっかり固まっているだけに、リニューアルするにしても、キャストを入れ替えるくらいしか手立てはなさそう。さもなくば、早期に打ち切るしかないだろう。カンテレでは、『スマスマ』の後番組に、若手ジャニーズの冠番組も検討したようだが、流れてしまった。昨年10月より、TBS系が同時間帯で。関ジャニ∞の『ペコジャニ∞!』をスタートさせてしまったため、現状ではジャニーズの番組を放送することは不可能だ。

 フジは「月9」のみならず、「月10」枠も真剣にテコ入れを図らない限り、この時間帯の視聴率不振から脱することはできそうにない。
(文=田中七男)

最終更新:2018/01/25 12:00
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