日刊サイゾー トップ > 社会  > 五輪で“犬食問題”再燃、現地の声は?

平昌五輪で“犬食問題”再燃……批判発言のオランダ選手は謝罪も、現地の声は?

※イメージ画像

 平昌五輪に出場したオランダ代表のスピードスケート選手ヤン・ブロクハイゼンの発言をきっかけに、韓国の犬食文化が国内外で物議を醸している。

 ブロクハイゼンは21日、スピードスケート男子団体パシュートで銅メダルを獲得した後のインタビューで、こう話した。

「この国では、もっと犬を大切にしてください」

 この発言は韓国で、自国の犬食文化を念頭に置いた発言と捉えられ、現地メディアは「韓国としては非常に敏感に受け取ってしまう発言だ」「五輪メダリストが記者会見で語る言葉ではない」などと報道。ブロクハイゼン選手は同日に、自身のTwitterで「韓国人に謝りたい。侮辱する意図はなかった。私は動物愛好家だ」などと謝罪した。

 しかしその後、ブロクハイゼン選手が友人とバーベキューを楽しむ写真がネット上で拡散され、「言動が矛盾している」などと批判が続出。翌22日には、オランダ選手団のイェロン・ビフ団長が記者会見を開き、「ブロクハイゼンは何か意図があって発言したのではなく、動物愛好家であるため、あのようなことを話した」と説明しながら、「オランダ選手団を代表し、謝罪したい。我々は、韓国の文化を尊重しているし、3週間にわたって私たちを手厚くもてなしてくれたことに感謝している」などと語った。

 ただ、「ブロクハイゼンは動物愛好家と自称しながら、ベジタリアンではないのか?」との質問には、「よくわからない」と言葉を濁した。

 この騒動を受け、韓国のネット上には、「冗談のフリをして侮辱しようとしたのは明らかだ」「他の国の食文化に口を突っ込むな」「中国でも同じ発言ができるならその勇気は認めてやる」「そんなこといって、一度犬肉を食べたらヤミツキになって専門店に通っちゃうくせに」といった反応が寄せられている。中には、「オランダは獣姦、麻薬、売春、同性結婚が合法化された薄汚い国です」などとオランダそのものに矛先を向けるコメントもあった。

 もっとも、平昌五輪期間中に韓国の犬食文化が視線を集めるのは、これが初めてではない。

 例えば、米国メディア「NBC」は13日、「五輪の厳重な取り締まりでも、メニューから犬肉を追放できなかった」と報じている。韓国政府が平昌五輪に向け、犬肉専門店が「ポシンタン」(犬肉スープ)の料理名を変更して提供した場合、最大1,000万ウォン(約100万円)を支給するなど、犬食文化の隠蔽に乗り出していたことを紹介し、「それでも韓国の犬肉専門店は、彼らの伝統を堅く守っている」と伝えた。

 同メディアのインタビューに応じた犬肉専門店の店主は、「牛も屠殺されるときは泣くのに、なぜ人々は犬を食べることだけを嫌うんですか? 私は犬肉レストランを誇らしく思っています」と話している。

 また、米「CNN」も、「五輪の陰に隠れた残酷な犬肉取引」と伝えており、平昌五輪に参加したカナダの女性フィギュアスケート選手メーガン・デュハメルが大会期間中に食用犬をペットとして保護したことも、複数の海外メディアが報じている。

 そんな中で、冒頭のブロクハイゼンの発言が波紋を呼んでいるわけだが、はたして、今回の騒動は韓国の犬食文化に影響を及ぼすことができるだろうか。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・“犬食文化”が残る一方で、熱心な愛犬家も…韓国の両極端なドッグ状況
http://s-korea.jp/archives/17902?zo=1
・「迷子になった愛犬が食べられた…」飼い主を横目に近隣住人が“犬食パーティー”の恐怖
http://s-korea.jp/archives/17887?zo=1

 

最終更新:2018/02/26 18:00
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed