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脚本がヤバすぎたフジ『FINAL CUT』、隠しキャラ・山崎育三郎は“関テレの罪滅ぼし”か

■山崎をキャスティングの謎

 初回から、とにかく無駄な行動が多すぎた主人公ですが、今回は慶介がテレビ界に異論を唱えるシーンがストレートでよかった! 同作は要素を詰め込み過ぎて収拾が付かなくなり、この辺のテーマが完全にボヤけていましたが、「あ、これが言いたかったんだ」と最後の最後で気づかされました。さすが、4月の改編のキャッチコピーに「変わる、フジ 変える、テレビ」を掲げるフジ! 戒めてますねえ。

 とはいえ、主人公を含め、主要な登場人物のキャラは最後までブレブレ。最終回は、祥太の帰国とテレビ出演が意味不明すぎて、テレビの前で「アハハハ」と笑うしかありませんでした。

 また、山崎の登場シーンでは、同じ関テレ制作の同局バラエティ番組『世界の村のどエライさん』の大コケに伴う“罪滅ぼし”的なキャスティングではないかと勘繰ってしまいました。山崎が司会を務める同番組といえば、1月のスタート前からやたらと山崎の名前を前面に出し、「山崎の初司会番組!」などと煽って宣伝。しかし、初回から大コケし、先月12日の放送ではプライム帯としては記録的な2.1%を叩き出しましたからね……。

 というわけで、主要な出演者の演技はそれなりに見応えがあったものの、脚本が最後まで駄作すぎた『FINAL CUT』。脚本家の株が暴落していないことを祈るばかりです、ナムナム。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

最終更新:2018/03/14 20:22
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