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TOKIO・山口達也、早すぎる「起訴猶予」決定の裏にジャニーズの“警察コネクション”あった?

TOKIO・山口達也

 女子高校生に無理やりキスをするなど、強制わいせつの疑いで書類送検されたTOKIOの山口達也だが、東京地方検察庁が1日付で起訴猶予にしたことが明らかになった。

「処分の甘さを批判する声も多いですが、被害者とも示談が成立しており、起訴猶予は予想されていました。ただ、処分が決まるのが早すぎるような気がします。書類送検から起訴などの処分が決定するまでの期間はケース・バイ・ケースですが、勾留されている被疑者の事案は勾留期限内に処分を決定しなければならないので早めなのが一般的。しかし、山口のように勾留されずに取り調べが行われた場合、特に期限がないので後回しにされ、処分が決定するのに時間がかかったりします。検察は、他にも多くの事案を抱えていますからね。書類送検から、たったの10日弱で起訴猶予が決まったのは、異例のような気がします。ましてや、GWの真っ最中ですからね」(週刊誌記者)

 早すぎる起訴猶予の決定の裏には、ジャニーズ事務所によるなんらかの働きかけがあったということか。

「ジャニーズ事務所は警察OBを何人も入社させており、警察とはズブズブの関係であることが業界では知られています。2014年に山下智久が六本木の路上で一般人とトラブルになり、書類送検された際も、警察OBが山下を不起訴処分にすべく奔走したと聞いています。山口の早すぎる処分決定も、裏にはこうしたジャニーズの警察コネクションがあったのでは?」(同)

 これらの動きからうかがえるのは、ジャニーズが起訴猶予という“既成事実”を錦の御旗にして、山口の早期復帰を目論んでいるのではないか、ということだ。4月26日に行われた謝罪会見で、山口は無期限謹慎を発表しており、事件の悪質性から長期にわたる謹慎や芸能界引退までささやかれていたが、どうやらその雲行きも変わってきた。

「通常ならジャニーズの不祥事はスルーするテレビ局も、今回ばかりは事が事だけに大々的に報じています。しかし、山口の所業を批判するにしても、女子高生好きという山口の性癖を酒による過ちにすり替えているのが目につきます。『起こしたことは悪かったけど、病院で治療して心身ともに健康になって復帰してほしい』といった具合です。また、TOKIOメンバーの城島茂と国分太一は山口に厳しく接して一般から称賛されていますが、これすらも山口への同情を集めるためのジャニーズによる台本なのでは、とうがった見方をしてしまいたくなります。もう罰は十分受けたし、起訴猶予なんだからもういいじゃないか、というね」(同)

 前述した謝罪会見では、ジャニーズにとって都合の悪い媒体を排除しようとしたり、凄腕の弁護士を同席させてメディアの追及から山口を守ろうとするなど、謝罪よりも不祥事を最小限のダメージに留めようとするスタンスがアリアリ。この点だけ見ても、ジャニーズの高圧的な態度は相変わらずで、山口を長く謹慎させる気がないのは明白。今回の起訴猶予を受けて、山口を報じるメディアの論調はどう変わっていくのか注視したい。

最終更新:2018/05/02 13:09
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