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【日大アメフト部“悪質タックル”問題】警察からの“天下り”指導者が暗躍中!?

日本大学公式サイトより

 完全に事態の“収束”タイミングを逸した様相の日本大学アメリカンフットボール部による悪質タックル騒動。連日、マスコミはその動きをつぶさに報じているが、水面下では早くも騒動沈静化に向けた“綱引き”が行われているという。

「わざわざ警察OBも受け入れているのに、何をやっているんだろうね」

 ある大手企業に天下った警察OBは、こう言いながら苦笑いだ。実は日大に2016年に新設された危機管理学部には、警察OBが指導者として迎えられている。

「もちろん、授業を教えるために雇われたのが一番だろうが、巨大マンモス校だけに生徒同士のケンカから万引きや窃盗、男女関係のトラブルなど、素人の学生はあらゆる部分で問題を起こす。そのトラブル処理の助言、警察側との橋渡し役も兼ねていると思います」(同)

 だが、ここまで騒動に次ぐ騒動を起こしてしまっては「もう、事態の沈静化は正直難しい。トップの田中理事長の辞任、アメフト部の廃止以外、道はない」(同)と言い切る。

 これまで、アメフト部以外にも“ブラックな疑惑”が報じられている日大だけに、事態を収める“綱引き”は水面下で始まっているようだ。

「今後考えられるのは、加害者の選手や首脳陣の傷害罪などでの逮捕、また法人としての損害賠償請求などです。さらに、国から補助金削減のペナルティーも科せられる場合もある。これらを有利に収めるために、あちこちで警察や国側との折衝が始まっているという。日大側はだいぶ不利な立場になっているのはわかるけど、最終的にどんな形で決着するのかは、予断を許さない状況だ」(同)

 単なるアメフト部の不祥事だけにとどまらない今回の騒動、どこまで拡大するのか。

最終更新:2018/05/25 18:48
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