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開催1週間を切ったのに……

御用メディアもお手上げ!? サッカーW杯がイマイチ盛り上がらない理由とは?

JFA公式サイトより

 15日に開幕を控えているFIFAワールドカップ2018ロシア大会。開催国であるロシア代表×サウジアラビア代表戦を皮切りに、19日には日本代表もコロンビア代表とのグループリーグ初戦を控えている。

 98年から連続出場している日本にとって、いまやW杯は国民的イベントといっても過言ではない。テレビ中継の視聴率は50%を超え、選手はアイドル的に祭り上げられる。そんなお祭りが1週間後に迫っているにもかかわらず、世間の反応はイマイチだ。それを物語るように、ワイドショーなどでも、まったくと言っていいほど日本代表が取り上げられていない。

 そもそも、以前であれば「ジーコジャパン」「ザックジャパン」といった監督名が世間に浸透していたが、2カ月前に解任されたハリルホジッチ前監督の日本における知名度は低かった。事実、解任後にワイドショーやスポーツ番組が行った街頭インタビューでは、ハリル監督の名前を答えられる人は少数だった。

 なぜ「ハリルジャパン」は浸透しなかったのか? スポーツ紙記者に聞いた。

「日本人はトーナメント戦で盛り上がる傾向にあります。ジーコ前監督は04年のアジアカップで優勝し、ザッケローニ前監督は11年のアジアカップで優勝したことで、多くの番組に取り上げられ、世間に浸透した。一方のハリル前監督は、W杯予選の途中で就任したこともあり、そういったトーナメントの試合がなかった。もしかすると、昨年12月に行われた総当たり戦の東アジアE-1選手権で韓国に引き分けて優勝を手にしていれば、知名度も上がったかもしれません」

 だが、実際は韓国に1-4で大敗。ほかにも同格や格上相手に結果を出せず、強化試合でもブラジルに1-3、ベルギーに0-1、マリに1-1、ウクライナに1-2と苦しい戦いが続いた。

「格上からの大金星があれば『W杯に期待』とメディアも煽れたのでしょうが、結果も内容もついてこなかった。それでもなんとか盛り上げようと、マリから得点を奪った中島翔哉にフォーカスしましたが、ウクライナ戦では活躍できなかったためトーンダウンしてしまった」(同)

 そんなハリルジャパンを不安に思った日本代表選手やOBたちの声を受け、日本サッカー協会はハリル監督を解任、西野朗監督を就任させる。だが、西野監督になっても世間の関心度は上がらない。

「西野監督の初陣となったガーナ戦は、得点が0でした。得点が生まれないと、日本のメディアが得意とするスターシステムに載せられる選手がいないんです。さらにいえば、06年は中田英寿と中村俊輔、10年は中村俊輔と本田圭佑、14年は本田圭佑と香川真司と、選手としての全盛期を迎え、海外で結果を出していた選手がチームにいた。ですが今回は、本田はACミランからメキシコに“下りる”移籍をした後の大会ですし、香川はケガ明け。ほかに知名度のある選手もいない。西野ジャパンには、勝利も得点も話題性もないんですよね」(同)

 その結果、W杯を1週間後に控えた今も、世間の関心は薄いままに。タイトルを獲れず、格上にも勝てなかったことでハリルジャパンは浸透しなかった。その後を受けた西野ジャパンは得点がなくスターを作れず、さらにメンバーにピークとなる実績のある選手もいない。

 いまだに盛り上がりを見せない半面、「コロンビア戦で勝ち点を1でも挙げれば、世間は一気に爆発し、盛り上がると思いますよ」(同)とのこと。日本サッカー界の命運は、19日のコロンビア戦にかかっている。

(文=TV Journal編集部)

最終更新:2018/06/08 14:00
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