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週刊誌スクープ大賞

“紀州のドン・ファン”の哀しすぎる晩節……55歳年下妻の「夜の告白」と浮上する「自殺説」

 先週、未成年に飲酒をさせていたことを文春に報じられ、「NEWS」の小山慶一郎が一定期間の活動停止、その場にいた加藤シゲアキには厳重注意という処分が、ジャニーズ事務所から下された。

 今週はやはり「NEWS」の手越祐也が、昨年12月下旬、六本木のバーで未成年と飲酒していた疑惑を報じている。

 手越といた女性2人は当時19歳と17歳の未成年だったという。文春の取材に両事務所の対応が全く違った。17歳の女性のいた事務所は、本人たちは一滴も飲んでいないといっているので信じるしかないが、18歳未満で深夜に出歩くことは都条例に反すると、あっさりクビにしてしまったのだ。

 ジャニーズ側は当然のことながら「ご指摘のような事実は確認されていない」と突っぱねた。

 文春によると、こうしたタレント連中に女を紹介する「女衒」のような芸能事務所社長や実業家というのがいるそうだが、ジャニーズは一度その実態を調べてみたらどうだろうか。

 次は女性自身から。

「なんであんな人があんなに買われるようになったのか。それはもちろん監督として外国でヘンに認められるようになっちゃったからなんだけど、そんなにすごい人物なのかと思う。まあ、個人の趣味だから大きな声では言えない話なんですけどね。僕はハッキリ言って嫌いです」

 発言の主は脚本家の倉本聰氏(83)。嫌いだという相手はビートたけし。日刊ゲンダイの連載『ドラマへの遺言』で話したことを、女性自身が取り上げている。私も同感である。

 以前にも書いたが、テレビのたけしの出ている番組を見ていても、滑舌が悪くて、私などは聞き取れない。

 映画監督や俳優としてのたけしも、私は買わない。少し評価するのはポストの連載コラムである。

 小説も意外に読める。この男は、やはり活字人間なのだ。直木賞でも目指して小説に本格的に取り組んだら、今のお寒いエンターテインメント小説の分野なら、ひょっとするかもしれない。

 先週に続いて現代は、医者がどんな薬を「常備薬」にしているのかを特集している。

 先週とあまり変わりはないが、風邪の初期には葛根湯エキス顆粒A、胃腸の調子が悪いときはガスター10か大正漢方胃腸薬、腹痛には正露丸がいいという。

 疲れ目の目薬はサンテメディカル12、水虫には1,000円程度で買えるラミシールATクリームがいいそうだ。

 虫刺されなどには、ベトネベートN軟膏AS。冬場の乾燥性皮膚治療薬にはウレパールプラスローション10だそうである。

 ところで先週の水曜日に、有楽町の外国特派員協会で第2回の大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞の授賞式があった。

 受賞者の森功さんに誘われ、久しぶりに出てみたが、懐かしい顔ぶればかりで、同窓会のようであった。

 読者賞の受賞者は元読売新聞の清武英利氏。主催者としてあいさつしたノンフィクション作家の後藤正治氏、坪内祐三氏、作家の江上剛氏、講談社の常務になった渡瀬昌彦さん、個人事務所を始めた加藤晴之さん、山口正臣さんなどと話す。

 森さんの『悪だくみ』(文芸春秋)は、加計学園問題を追ったノンフィクションだが、まだ進行中のものにノンフィクション賞を与えるというのは、私は寡聞にして知らない。

 だが、いいではないか。低迷するノンフィクションを盛り上げるためには、こうした話題作があっていいと思う。

 ところで、最近は大リーグの野球しか見ないが、かつての球界の盟主・巨人の凋落は目を覆いたくなる。

 グラウンドで精彩がないのに、夜の呑み会では仲間たちとバカ騒ぎをして、しばしば顰蹙を買うのだから、なおさら始末が悪い。

 フライデーは、6月11日未明、捕手の河野元貴(27)と、河野の後輩でプロ4年目の篠原慎平(28)が、知人たちと全裸パーティーを開いていたと報じている。

 しかも、その時のバカ騒ぎを動画に撮り、自分のインスタグラムの承認制アカウントに堂々とアップしていたというのだから、大バカ者である。

 巨人軍は2人を謹慎処分にしたが、もっと重い処分にしないとまた次のバカが出てくるのは間違いない。

 さて、日大アメフト部の不祥事で、次々に「伏魔殿」の闇が暴露されてきている。中でも外部委託業務などを一手に担う「日本大学事業部」が、田中理事長たちのカネを産む打ち出の小槌である。

 そこを牛耳るのがアメフト部OBの井ノ口忠男(61)という人物だというのは、多くの週刊誌で報じられている。今回文春は、年間10億円ともいわれる日大の広報予算の大半を握っている井ノ口氏の実姉が経営する広告会社に焦点を当てている。

 看過しがたいのは、宣伝・広報にカネをつぎ込んで、日大の広報は慢性的な予算不足に陥っているが、「そのため今年度から“広報関係業務共同化”の名目のもと、日大の学生から一人二千円、日大グループの高校生は五百円、中学生は三百円を目安に、いわば“人頭税”という形で広報予算を徴収し始めた」(文春)というのである。

 国や地方からの補助金、学生たちの授業料で甘い汁を吸ってきた「黒幕たち」を、このまま放置しておいていいわけはない。日大生よ立ちあがれ!

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