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【サッカーW杯】ベルギー戦直前! “勝負師”西野朗監督の続行ムードに待った!!

写真:AFP/アフロ

 日本時間3日午前3時にキックオフとなる、サッカーW杯ロシア大会ラウンド16の日本×ベルギー戦。電撃解任されたヴァヒド・ハリルホジッチ監督(参照記事)の後を受けて就任した西野朗監督は、たった3試合の親善試合でチームを掌握し、見事グループリーグ突破という快挙を成し遂げた。

 日本サッカー協会(JFA)もその手腕を高く評価しており、内部では早くも監督続投の声が上がっているという。ベルギーに勝利すれば、続投は確実といえるだろう。

 ただ、その判断に対し、一部のメディアからは疑問の声が上がっている。なぜなら、浦和レッズの監督交代劇の経緯に似ているからだ。

 昨年7月30日にミハイロ・ペトロビッチ監督を電撃解任し、内部昇格という形で堀孝史監督を就任させた浦和は、直後に行われたアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を勝ち抜き、優勝という結果を残した。それを受け、今期も続投となったが、開幕5試合未勝利とチームは低迷し、4月2日に解任された。

 堀監督がACLを制した後、筆者も「堀監督は短期政権とすべき」と記したが(参照記事2)、今回の西野監督も同じ道をたどることになるのだろうか? サッカーライターたちに話を聞いた。

「堀監督はポゼッションからカウンターへと戦術を変更し、ACLでは格上へのカウンターがハマッた。ですが、Jリーグでは、浦和はカウンターを狙われる側です。さらにいえば、ポゼッション型の選手を集めており、堀監督のサッカーと親和性が低かった。一方の日本代表ですが、2度の欧州遠征を見ればわかるように、ハリル氏の戦術に合う選手が少なかった。そこで西野監督はハリル型にポゼッションも組み込み、選手たちに合う戦術を用意した。浦和とは似ているようで、違うんです」(サッカーライターA)

 では、西野監督続投という道はありえるのか?

「今回は、プレミアリーグでの経験のある香川真司、スペインリーグで活躍する乾貴士や柴崎岳など、選手の個人戦術ありきの部分もあります。ポーランド戦でメンバーが変わると、チームのクオリティーが落ちましたよね。なので、西野監督続投ではなく、西野監督と同様のスタイルで世界的に実績のある監督を探すべきではないでしょうか。たとえば、ハビエル・アギーレ氏を再び招集するのもありでしょう。ただ、フィジカルトレーナーに関しては、日本人が務めるべき。アルベルト・ザッケローニ監督の時は、コンディション調整にミスがあった。コンディショニングに関しては、日本人なりの調整が確立されて結果も残しているので、外国人に任せる必要はありません」(サッカーライターB)

 2010年の南アフリカ大会、そして今回と、グループリーグを突破した時は、コンディションで相手を圧倒している。それを作ったのは、間違いなく日本のトレーナーたちだ。その手腕は高く評価されるべきである。

 その半面、ベルギーに勝ったからといって、西野体制を続投させるのは安易である。今回の日本は平均年齢が高く、4年後は考えられない選手ばかりである。その選手たちがチームを発展させている側面が大きく、一概に西野サッカーを評価はできない。

 西野ジャパンを応援するのはもちろんだが、勝てば官軍、では日本サッカーは発展しない。サッカーファンがその空気を作らないと、日本サッカー協会は短絡的な決断を下してしまうだろう。

(文=TV Journal編集部)

最終更新:2018/07/02 18:00
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