日刊サイゾー トップ > 芸能 > ドラマ  > 『絶対零度』が「楽しくない」ワケ

早くも視聴率1ケタのフジテレビ月9『絶対零度』よくできてるのに「楽しくない」ワケは……?

フジテレビ系『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』番組公式サイトより

「未然犯罪捜査システム(通称“ミハン”)」なる巨大AIが弾き出す“殺人予備軍”の情報を元に、まだ犯罪を犯していない人を対象に違法捜査しまくるドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)。16日に放送された第2話の視聴率は9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、早くも2ケタを割ってしまいました。

 月9らしからぬハード路線の刑事モノであり、主演も月9らしからぬベテラン俳優・沢村一樹。前シリーズまで主役を張っていた上戸彩はほとんど出てきませんが、女優らしからぬ棒演技がすっかり板についてきた本田翼と、ジャニーズらしからぬ地味な顔面の横山裕が今週も華を添えます。とりあえず振り返りましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

■事件はサクサク進む

 今回、ミハンによってリストアップされたのは、藤井早紀(黒谷友香)さん。有名創作料理店「八節」の料理長として腕を振るいつつ、最近はやりになっている「子供食堂」の運営に13年も前から関わっているという43歳の善良そうな美人です。

 そんな美人な藤井さんですが、最近、西アフリカ原産の植物から抽出されるという猛毒を入手していたこと、天涯孤独なのに弁護士に遺言状の作成を依頼していることなどから、ミハンのリストに載ったようです。

「自分の命をなげうってでも、誰かを殺したい」

 誰にともなく、ミハンチームのリーダー・井沢警部補(沢村)がつぶやき、捜査が開始されます。

 料理人見習いとして「八節」に潜入した小田切(本田)が店に、山内くん(横山)ほか1名が藤井さんの自宅に不法侵入して盗撮カメラを仕込むと、どうやら藤井さんと一緒に子供食堂で働いていた女子高生・元宮七海(多田成美)が、かつて発生した連続殺人事件の被害者だったことがわかります。少年だった犯人は8年の刑期を終えて出所している。藤井さんは興信所を使って犯人・津田(笠松将)の居場所を割り出しました。どうやら津田への復讐が藤井さんの目的のようだ、とミハンチームは目星を付けます。

 その後、サクサクと事態は進展し、津田が七海ちゃん殺しの犯人ではなかったこと、藤井さんは七海ちゃんの実の母親だったこと、七海ちゃんは山菜採りの途中で害獣駆除に入った猟友会の男性・小松原忠司(中丸新将)に誤射されていたこと。小松原は当時の最高裁長官で、たまたま猟銃を使って女子高生を2人殺していた津田に罪をかぶせたことなどが明らかになっていきます。本当にサクサクです。プロットだけのダイジェストを見せられているよう。

 藤井さんは、小松原の来店時を狙って毒殺しようと思っていました。ところが、来店の予約がキャンセルされると、包丁を持って小松原の元に。政治家転身に向けて街頭演説をしている小松原を刺そうとしたところで、井沢たちによって確保されました。

 かくして、藤井さんは復讐を果たせず。藤井さんの実娘を殺した小松原は、のうのうと生き続けることになります。井沢警部補も、こればっかりは仕方ないと「お天道様は見てるよー」的な感じのことを言ってますが、次のシーンで小松原は何者かに突き飛ばされ、調整中のエレベーターの竪穴に落下して死亡。そんなころ、ミハンは井沢警部補を危険人物としてリストアップしていたのでした……。


12
こんな記事も読まれています

早くも視聴率1ケタのフジテレビ月9『絶対零度』よくできてるのに「楽しくない」ワケは……?のページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

絶対的満足度の至宝店

すべて見る

人気連載すべて見る

元木昌彦の『週刊誌スクープ大賞』

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"元木昌彦による週刊誌レビュー

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、かく語りき

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士の最新情報をお届け! 嫁・麗子も時々登場。

トンデモ海外ニュース

世界中のびっくり珍事件をお届け。世界はやっぱり広かった!

深読みCINEMAコラム『パンドラ映画館』

最新作・話題作から珠玉の掘り出しモノまで、毎週1本必観の映画作品を徹底レビュー

じゃまおくんのザオリク的マンガ読み

マンガレビューブログ管理人じゃまおくんが、世の中に埋もれる過去の名作マンガを発掘!

イチオシ企画

【日刊サイゾー/月刊サイゾー】編集・ライター募集のお知らせ

現在「日刊サイゾー/月刊サイゾー」 編集部のスタッフを募集しております。
写真
特集

TBSヤラセ発覚で、民放各局が冷や汗?

TBS人気番組で相次いで発覚したヤラセ問題。民放はみんなやってる!?
写真
人気連載

『宮本から君へ』劇場版の熱量

 2018年に放送された池松壮亮主演ドラ...…
写真
インタビュー

樹海、NY取材で見た人間の本性とは?

 ホームレスやゴミ屋敷、新興宗教などを中心に取材を続けてきた村田らむ氏と、国内外の裏社...
写真