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週刊誌スクープ大賞

眞子さまと小室圭さんの関係は「いずれハリウッド映画になる」!? 米フォーダム大“名簿削除”のミステリー

 さて、文春は飽きもせず小室圭の消息記事をやっている。今週は彼が通っている米フォーダム大ロースクールの新入生名簿から、名前が消えたと騒いでいる。

 文春が、この大学のHPを見てみると、18年の秋に入学した156名分の「名前」「出身校」「専攻」それにメールアドレスが書かれた名簿が出てきたという。

 5人の日本人学生の存在は確認できたが、不思議なことに小室圭の名前がないというのである。

 すぐに文春は、大学側に問い合わせたが回答はない。数時間後、再びHPにアクセスすると、「なぜか件の“新入生名簿”は削除されており、代わりに『Sorry』の文字が」(文春)。

 なぜそのようなことをするのか? 推測するに、誰でもアクセスできる大学のHPに、学生の個人情報を載せていることを、まずいと思ったのではないか。メルアドまで知られれば、どんな人間がメールで近づいてくるかもしれない。

 それにしても、小室圭の名前を入れなかったのは、どうしてなのであろう。

 文春によれば、大学と小室をつないだキーマンがいるという。この大学のOBで、アジアを拠点に活動している弁護士で、その人間がこういっていたそうだ。

「小室さんと眞子さまの関係はいずれハリウッド映画のような展開になるよ」

 以前から私がいっているように、眞子さんが家を抜け出て、ニューヨークで圭さんと一緒に「駆け落ち」するのではないか。小室圭についてあれこれ書いているが、どの雑誌にも共通するのは、「眞子さまの圭さんに対するお気持ちは変わらない」というところだ。二人の愛は本物のようだ。

 この夏、入院している高齢患者を何人も「熱中症」で死なせたのに、「エアコンが故障していたが、病院として何か問題があったとは考えていない」とメディアに答えた岐阜県岐阜市のY&M藤掛病院院長の藤掛陽生(69)に対する批判が巻き起こっている。

 文春によると、この病院、代々豪商の流れをくむ名家で、先代院長の家系はみな医者になっているという。藤掛もあの東京医科大を卒業して、父親の後を継いだ。

 患者の多くは終末期の高齢者である。老人専門病院だが、設備は古いし、スタッフも少ない。

 前妻が亡くなって、その後釜に入ったM子が来てからは、経費削減のために病院食の業者を次々に切り、残業代をケチるために時計の針を15分ぐらい遅らせたこともあったという。

 それなのに、自分たちは白のBMWや赤のベンツを乗り回し、長良川沿いに1億円の別荘を建てたりしているそうだ。

 岐阜県警は異例の「容疑者不詳の殺人容疑」で捜査を進めている。こんな病院潰れてしまえと、地元民も怒っているのかというとさにあらず。

 設備も評判も良くないが、死ぬまで面倒を見てくれるから、身内には助かる。費用も年金や生活保護で払える。自分もいつか世話になると思うと、あまり悪くはいえないというのである。確かに、そういういい面もあるに違いない。だが、熱中症で死にたくはないな。

 ところで、10月から『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のMCを務める有働由美子アナのギャラは、先週号のポストによれば、年間4億円だそうだ。

 番組1回あたり150万から200万円にもなる。それほど払うタマかと、私などは思うのだが、そのしわ寄せが「スタッフをお払い箱」という形で表れているそうである。

 出演者で残るのは櫻井翔ぐらいで、空いた穴は極力、局アナで埋めるという。

 鳴り物入りでMCになる有働だが、視聴率が上がらなければ、すぐに批判が噴き出る。

 有働は朝の顔で、深夜の顔ではない。セックスなどの下ネタも、NHKだから騒がれたので、民放では、あの程度ではお色気にもならないと思う。

 その有働の横でサブキャスターを務めるのが日テレ報道局の青山和弘(50)だったそうだが、新潮によれば、この人事、人知れず雲散霧消していたというのである。

 有働がメインを務めるので、日テレが「身体検査」をしたら、オンナ好きだという青山評が聞こえてきたそうだ。

 そこで極秘裏に内部調査を進めると「社内の複数の女性に手をつけていたことが発覚した」(日テレ関係者)。ここに書かれているのが事実だとすると、かなり悪質だ。おかげで、9月1日付で左遷されてしまったというのである。

 次に浮かんだのは、BS日テレのキャスターのT(46)だったというが、彼にも「不倫疑惑」があるそうで、こちらも後任候補から外されてしまった。

 まさに有働台風のようだが、そのとばっちりでテレ朝の『報道ステーション』人事にまで影響を与えたと、文春が報じている。

 スポーツを担当する寺川俊平アナ(30)で、彼は「熱盛」コーナーで一躍人気者になったが、「暑苦しい」というわけのわからない理由で降板させられたそうだ。

 後任は、またテレ朝のドンのお気に入りの女子アナだ。『報ステ』は放送時間を5分延長して、有働の番組へ視聴者が行かないようにもするというから、相当意識しているようだ。

 そんなに意識しないでもと、私は思うのだが。

 さて、浅利慶太の「お別れの会」が9月18日に帝国ホテル東京で開かれる。

 晩年は劇団四季を離れ、女優で妻の野村玲子と演出事務所を作り、愛着のあった「昭和三部作」などを浜松町の「自由劇場」で年に何回か上演していた。

 浅利を失った四季は、彼の演出を引き継いでいくために、浅利が「21世紀の四季を担う人材」といっていた加藤敬二(56)などをスーパーバイザーにした。

 加藤は『キャッツ』のオーディションで入団し、現在人気の『アラジン』などの振り付けや演出を手掛けているそうだ。

 この人物、演出だけではなく、浅利の「超ワンマン」も引き継いだようだ。キャスティングにも権限を持ち、劇団内では「彼に嫌われれば明日にでも役を降ろされる」(劇団幹部)という。

 昨年7月から今年5月まで行われた『キャッツ』大阪公演で、主役級キャストに抜擢されたのがI(27)だった。

 だが、公演最終日に、劇団員を集めて加藤が「史上最悪のキャッツだ」と叱責したそうだ。そして東京公演の稽古が始まると、Iは補欠候補になっていたという。

 浅利が亡くなったのは7月13日。翌14日は四季の創立65周年の記念日だった。その夜、キャッツの出演仲間4人と友人のマンションで飲んでいたIは、日付が変わった15日、横浜市のそのマンション5階から飛び降りてしまったのである。

 命はとりとめたが、俳優として再起するのは極めて難しいという。当初、劇団側は、酒に酔って転落したなどと説明したが、俳優から「それはおかしい」と指摘され、誤りを認め謝罪した。

 社内で立ち上げた調査委員会に、加藤はIに対して「不適切な指導があった」と、事実上パワハラを認める証言をしているそうだ。

 泉下から浅利は、この騒動をどう見ているのだろう。

 9月6日の朝、酔眼朦朧としてテレビをつけた。北海道・厚真町で大規模な土砂崩れが発生したという映像が飛び込んできた。超大型の台風の影響かとよく見ると、震度6強の地震が北海道で起きたというではないか。

 豪雨、台風、地震と、この国は災害大国ではないかと、テレビの前にへたり込んだ。石破茂が総裁選を延期するべきだといったそうだが、当然である。

 安倍の唱える一億総活躍、働き方改革、憲法改正よりも大至急やるべきことは、豪雨、台風、地震に強い「震災強国ニッポン改造計画」であるはずだ。

 災害が起きると毎回、官邸に対策室を設置するが、そんな小手先のやり方ではだめだ。この国全戸の耐震点検と補強、液状化対策、山崩れや川の反乱する地域からの住民の移動など、「震災強国」へと改造する計画を大至急推し進めるべきである。

 そのためには東京五輪など返上すべきだ。そんなことに無駄なカネを使っている余裕はない。そのためになら消費税を20%にしてもいい。

 毎年繰り返される甚大な災害被害をどう食い止めるのか。知恵も度胸もない政治屋たちにできるはずはない。今すぐ日本中の英知を集めて考えるときだ。10年、20年以内に必ず起こるという首都圏大地震が起きれば、この国は壊滅するのは間違いないのだから。

 現代が、モノクログラビアと記事で、東京のビルのうち、震度6強で倒壊するビルを実名であげ、写真を掲載している。

 渋谷道玄坂の「SHIBUYA109」、新宿の「紀伊國屋ビルディング」、銀座の「銀座貿易ビル」、上野の「アブアブ赤札堂上野店」、私も時々飲みに行く、地下の居酒屋街が戦後の闇市を思わせるいい雰囲気の、新橋の「ニュー新橋ビル」などなど、あげればきりがないほど“あぶない”ビルはたくさんある。

 これは現代が独自にやったのではなく、東京都が認定したのである。

 だが、ビル名を出したからといって、このうち全部が改築するとは思わない。

 先に書いたように、国が改築したビルには、費用の3分の1は負担しましょうといわなければ、なかなか先へは進まないのだ。

 個人の家も含めて、何らかの費用負担もしなければ、まあそのうちにと日を暮らし、その時が来るのである。

 毎年、巨額なカネが災害によって失われる。それならば、そうならないような国づくりを早急にするべきだ。

 体操協会の「女帝」といわれる塚原千恵子女子強化本部長(71)についての特集を、文春と新潮がやっている。これが今週の第1位。

 両誌の主張は180度違う。文春が、塚原も選手たちに「往復ビンタや腹蹴り」をやっていたと、元女子選手たちの「証言」を取り上げて批判しているのに対して、新潮のほうは、塚原の告白という形で今回の件について弁明をさせ、返す刀で、宮川紗江(18)と、彼女に暴力を振るった速見佑斗コーチ(34)にも非があるとしている。

 文春で、80年代に塚本が率いる朝日生命体操クラブに所属して活躍していた元女子選手がこう語る。

「練習で技がうまく決まらないと『やる気あんのか!』と顔面を平手でしょっちゅう殴られていました。(中略)体調管理に失敗し、体重がオーバーしている時はお腹を前から蹴られたこともあります。(宮川)紗江が練習中に一時間立たされていたことが行き過ぎた指導であるかのように言われていましたが、私は一日中立たされたことが何日も続きました」

 だが、そんな塚原にも試練の時があった。夫の光男が女子競技委員長、彼女が女子ナショナル強化本部長に就任していた1991年11月、山形市で行われた全日本体操選手権で、91人中55人が、朝日生命寄りの採点に不満を持ち、演技をボイコットしたのだ。

 深原夫妻を快く思わない勢力によるクーデターだったようで、そこには日体大と塚原夫妻との確執も絡んでいたという。結果、2人は協会から去っていった。

 二人の長男・直也が体操界で活躍することで、再び体操協会に復帰し、権力を振るうようになる。

 塚原夫妻は2度プレスリリースを出して、宮川に対して謝りたいといっているが、自分たちの責任については一切言及していない。宮川側も、2人から直接謝罪を受ける意思はないと表明している。

 塚原は新潮で、コーチから離れ、不安だった宮原に「ぶっきらぼうな、威圧的ともとれる態度で接し、恐怖感を与えてしまった」ことについては詫びたいといっている。

 だが、速見コーチの暴力行為に対しては、宮川に「暴力はいけない」と伝えた。宮川の成績が最近振るわないので、「このままでは20年のオリンピックに行けなくなる」といったので、朝日生命に勧誘したのではない。

 91年のボイコットで、朝日生命の関係者が審判になって不公正な採点をしているといわれたが、その後の調査報告書で、根拠のない批判だったとして、ボイコットした選手たちに譴責という重い処分が出ていると反論し、今の地位にしがみつく気持ちは少しもないと語っている。

 日本体操協会から無期限の登録抹消処分を受けた速見元コーチも5日に都内で謝罪会見をして、改めて暴力行為があったことを認めたうえで、塚原本部長から「宮川選手は2年海外大会に派遣されず、NTCの利用制限という事実もあった。圧力という感覚はあった」と話した。

 両者のいい分は真っ向から対立している。第三者委員会が立ち上げられるそうだが、どういう結論を出すのであろう。

【巻末付録】

 合併号だけに量は十分にある。まずは現代から。

「女優という人生/夏目雅子-あれから33年が過ぎて」。ヘア・ヌードはない。袋とじは「坂口良子、微笑みを、もう一度-早いもので来年は七回忌」と「60歳からの『愛とSEX』特集-女性誌で大人気の企画を真似て作った」の2本。

 女性誌を真似て作ったのであろう「愛とSEX」だが、何で若い男と女がモデルなんだ。

 イケメンの年寄りと、美ババを絡ませなければ、企画が成立しないはずだ。そう腹を立てながら、グラビアをじっと見つめる。

「徳江かな、季節の変わりに、彼女は-幼さと色気が同居する新たなヒロイン」はなかなか初々しくていい。

 ポストは、巻頭から「薄井しお里『清楚な初ビキニ』-元東北放送アナウンサーがグラドル転身!」。なかなかの美形。

 袋とじは「不作の83年組アイドル爆笑大同窓会/83年組アイドル幻のビキニ大公開◆森尾由美、松本明子、大沢逸美、徳丸純子、小林千絵」「美女31人のナマ脱ぎ<全裸動画450秒>」「川島なお美、愛の雨に濡れて-没後3年両A面追悼ALBUM」。

 美女31人は、動画を観なくては何が何だかわからん。

「裸の女神たちが選んだ『思い出ヌード』嶋村かおり、水島裕子、仁支川峰子、小栗香織、濱田のり子」「シリーズ初脱ぎ/志田雪奈さん。20歳。」「あの美女に再会する秋-週刊ポストデジタル写真集第2弾 撮影・西田幸樹/平塚千瑛、葉加瀬マイ」

 フーッ。量的には申し分ない。質もまあまあ。今週は両誌とも力の入った企画で、引き分けですな。
(文中敬称略/文=元木昌彦)

最終更新:2018/09/10 21:00
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