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【wezzy】

小川彩佳アナに対するテレ朝男性アナの評価が気持ち悪い! その空気の香りを嗅いで…

 10月からの改編人事により、7年半サブキャスターを務めてきた小川彩佳アナウンサーが降板し、徳永有美アナウンサーが13年ぶりの復帰を果たした『報道ステーション』(テレビ朝日系)。しかし、その反応は決して良くはないようだ。

 10月1日〜10月5日の週で一番数字の良かった10月5日放送回でも平均視聴率11.5%(ビデオリサーチ調べ)と、『報道ステーション』はリニューアル後も視聴率低迷から抜け出せていない。さらにネットでは、小川彩佳アナウンサーの不在により放送内容に不満を漏らす声も多く聞かれるようになっている。

 「週刊文春」(文藝春秋)2018年10月11日号の記事では、小川アナの知人の弁として<番組降板の発表後、視聴者から『小川さんを辞めさせないで』というメールや投書が殺到したのです。それを知った小川アナは自信を深めているようです>という証言が掲載されているが、実際、ツイッターには<小川アナ辞めちゃってなんかもう全然締まりがなくなってつまんない><報道ステーションは小川アナから徳永アナに変わりジャーナリズム色が薄まった>といった書き込みが散見され、そういった背景を踏まえると、テレビ朝日に対して小川アナ降板の人事案撤回を求めるメールや投書が届いたというのも事実なのだろう。

 wezzyでも何度か伝えているが(小川彩佳アナ『報道ステーション』降板の唖然とする理由。テレビ朝日の矜持はどこへ?)、多くのニュース番組が権力に忖度する報道を日常的に行うようになってしまって以降も、小川アナはカメラの前で、安倍政権や、時には、テレビ朝日上層部にも手厳しい意見を語り続けてきた。

 『報道ステーション』の視聴者はそんな小川アナの姿勢を高く買っていたからこそ、サブキャスター留任を求めていたわけだが、その決定は覆らず、10月2日からはAbemaTVで放送されている報道番組『AbemaPrime』のMCを担当している。

テレ朝上層部は小川彩佳アナをどう評価してきたか
 『AbemaPrime』では、「新潮45」(新潮社)に掲載された差別的な論文に抗議するデモに取材するなど、社会的な問題について扱う場面もあるのだが、それと同時にバラエティ的なコーナーもあり、小川アナはフォーリンラブのバービーと共に「イエス、フォーリンラブ」のキメ台詞を披露するなどしている。

 『報道ステーション』時代には決して見られなかったリラックスした表情で番組に出演する様子を喜ぶ視聴者もいる一方、いまのテレビ業界では稀有な存在となってしまった気骨あるキャスターの立ち位置としてこのポジションが妥当なものなのかは疑問が残る。やはり、テレビ朝日の看板報道番組である『報道ステーション』キャスターの位置が相応しいのではないか。

 テレビ朝日の上層部は、小川アナの存在が『報道ステーション』視聴者に高く評価されていたことをどのように認識しているのだろうか?

 そんな疑問を抱かずにはいられないホームページがある。テレビ朝日アナウンス部の公式サイト「アナウンサーズ」がそれだ。

小川彩佳アナへの気持ち悪いコメントの数々
 「アナウンサーズ」のアナウンサー一覧のページでは、それぞれのアナウンサーに対して同じアナウンス部の先輩・同僚・後輩からメッセージが寄せられているのだが、小川アナに対して男性アナウンサー陣から寄せられた文章だけ、あまりにも異質なのである。

 まずは、9月まで『報道ステーション』で共にキャスターを務めてきた富川悠太アナによるコメント。

 富川アナは1999年入社で、2007年入社の小川アナから見るとだいぶ先輩にあたるわけだが、富川アナは彼女のことを「姫」と呼んでいると明かし、さらに、まるで憧れのアイドルに対するファンレターのような文章を寄せている。

<美人で仕事が出来て頑張り屋さんで・・・
そんな完璧のように見える姫ですが、実は大の恥ずかしがり屋さん。
アナウンス部などで先輩に「今日も可愛いね」などと褒められると、
すぐに顔を真っ赤にしてあたふたしています。
時には頭の先から鎖骨辺りまで真っ赤になっています。
そして出てくるあの笑顔。
完璧とも言える美貌が一瞬にしてグシャーッとなります。
それがまたなんとも可愛らしいのです。
・・・気づきました?
そうなんです。
姫と接した人は誰しも姫のファンになってしまうのです。
プリンセス彩佳。
私もファンの一人です>

 会社のなかで<今日も可愛いね>というセクハラが日常的になされているということがまず驚きである。

 富川アナの文章もかなりキツいのだが、同じ2007年入社の野上慎平アナによる文章はさらに輪をかけてすごい。同期の社員に対して、こんな妄想じみたポエムを寄稿しているのだ。

<中学時代に出会っていたら、廊下ですれ違うとドキッとして振り返り、その空気の香りを嗅いでいただろう。
高校時代に出会っていたら、3年かけて何とか携帯電話の番号を聞きだそうとしていただろう。
でも結局聞けずに終わっていただろう。
大学時代に出会っていたら、どうにかして彼女の友達と仲良くなろうとしたことだろう。
でもその友達とただ親友になって終わっていただろう。
スラッとしたスタイルと、清楚な顔立ち。
世の、恋に恋するごくごく一般的な男性にしてみれば、少し距離をおきたくなる。
おかなければならない、そう思わせる。
小川彩佳の美貌は、そんな感じだ>

小川彩佳アナのポジションはこれでいいのか?
 「週刊文春」2018年8月30日号によれば、『報道ステーション』の人事や方針転換には、“テレ朝のドン”こと早河洋会長の意向が反映されているとされており、その結果、権力にもの申す硬派な報道番組から、ワイドショー的な形態にかたちを変えていくという変化が起こったという。

 小川アナの降板人事もこういった背景のもとでなされたとされているが、先にあげたような文章を見ていると、そもそも、彼女の姿勢が現在の報道にとってどれほど稀少で、かつ、重要なものであるかを、テレビ朝日上層部が認識していなかったのではないかとも思えてくる。

 彼女は2018年4月27日放送回の『報道ステーション』で、財務省の福田淳一前事務次官によるテレビ朝日女性社員へのセクハラ問題を扱った際、カメラに向かってこのように語りかけていた。

<私も今回の問題を受けて、まわりの女性、男性、色々な人と話をしましたが、想像以上に、その高い壁を感じている人が多いということを知りました。今回の女性社員の訴えからのこの流れを、決して一過性のものにするのではなく、本当の意味で体制や意識が大きく変わる転換点にしていかなければならないと、そして、なっていってほしいと、いち女性としても、テレビ朝日の社員としても、強い思いを込めてこれからもお伝えして参ります>

 テレビ朝日上層部を批判した勇気ある発言は各所で取り上げられたが、アナウンス部の公式ページを見る限り、これまで働いているなかで色々あったのだろうなと思わずにはいられない。

 忖度体質が強化された報道に抗ったり、ジェンダーの問題などに対して真っ正面からオピニオンを言うことができるキャスターは貴重であり、そういった人がインターネットテレビ番組でしか発言の機会を与えられていないという現状は、やはりいかがなものかと思わずにはいられないのである。

(倉野尾 実)

最終更新:2018/10/15 07:15

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