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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 米倉ドラマ好調も、後輩女優に不要論

米倉涼子『リーガルV』は好調だが……オスカー“バーター女優”に不要論が噴出中!

オスカープロモーション公式サイトより

 米倉涼子が主演するテレビ朝日系連続ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』が15%超え(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を連発し、好調な視聴率で推移している。

 むろん“キラーコンテンツ”だった『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズに比べれば物足りない数字だが、新ドラマとしては上々。今クール、ライバルと目されていた『下町ロケット』(阿部寛主演/TBS系)はなかなか15%の壁を超えられず『リーガルV』が独走中だ。

 同ドラマは、弱小集団(京極法律事務所)が強者(Felix&Temma法律事務所)に戦いを挑むという設定で、主人公が演じるキャラも、大門未知子に相通じるものがあり、『ドクターX』ファンの溜飲を下げているのだろう。

 そんな中、不評を買っているのが、米倉と同じオスカープロモーションから“バーター出演”している内藤理沙と宮本茉由だ。『リーガルV』には、向井理、菜々緒、小日向文世、高橋英樹、林遣都、荒川良々、安達祐実、三浦翔平、勝村政信といった、そうそうたるメンバーがキャスティングされているが、内藤と宮本は完全に浮いた印象を与えているようだ。

「内藤は鉄道オタクの翔子が通う鉄道バーの店員役、宮本はFelix・天馬代表(小日向)の秘書役で出演しています。いずれもチョイ役でセリフもほとんどありませんので、ハッキリ言って、誰が演じてもいい役柄。その役自体がなくても、まったく問題ないレベルです。ほかのキャストが豪華で、それぞれ存在感を発揮しているだけに、この2人の登場シーンになると、どっちらけです。無理に毎回出演させなくても、いいんじゃないでしょうか?」(芸能ライター)

 オスカーに限らず、大手芸能事務所の役者がドラマの主演を張る場合、同じ事務所の役者が“バーター出演”するケースは少なくない。特に顕著だったのが、『ドクターX』で、内藤をはじめ、水沢エレナ、笛木優子、田中道子、久住小春、是永瞳、井本彩花といったオスカー勢が多数出演した。

「内藤の出演作は、ほとんどが米倉、武井咲、剛力彩芽が主演したドラマで、いわば“バーター専門女優”。自力で役を取ることはできていません。宮本はオスカーが主催した『第1回ミス美しい20代コンテスト』の審査員特別賞受賞者で、『リーガルV』が女優デビュー作。早い話、演技ド素人です。そんな人たちが、高視聴率ドラマに出ていたら、違和感たっぷりですよ」(同)

 とはいえ、ドラマにはチョイ役も必要。本来なら、もっと広い範囲で配役すべきなのだろうが、局側が主役の所属事務所と円滑に仕事を進めるためには、“バーター出演”の受け入れは必要悪なのかもしれない。
(文=田中七男)

最終更新:2018/11/05 06:00
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