日刊サイゾー トップ > カルチャー > アニメ・ゲーム  > アニメ業界は地獄への片道列車か

「当初予定していたスタッフの確保が厳しく」制作発表しても人手不足で作れない! アニメ業界は地獄への片道列車か

TVアニメ『ガーリッシュ ナンバー』公式サイトより

 11月末、テレビアニメ『ガーリッシュ ナンバー 修羅』の制作中止が公式サイトで告知され、注目を集めた。

 この作品は、渡航(原案)QP:flapper(キャラクター原案)によるアニメ『ガーリッシュ ナンバー』(2016年TBSにてテレビアニメ化)を池澤真・津留崎優が4コマ漫画化したスピンオフ作品。公式ながら、半ば二次創作のような展開が話題となり2017年にアニメ化が発表された作品であった。

 アニメ化の発表から1年半あまりを経ての制作中止宣言ということもあってか、アニメファンの間でも大きな批判は見られない。むしろ、作品そのものが大して注目を集めていなかったことが冷笑的に捉えられているようだ。

 公式発表では、制作中止の理由として「当初予定していたスタッフの確保が厳しくなり、クオリティ、スケジュールについての保証が難しいと判断致しました」という説明を行っている。

 事実、アニメ業界は深刻な人手不足に陥っている。

「すでに知られているように、アニメ業界は低賃金・長時間労働の極めてブラックな業界です。とりわけ、近年はそうした話題がネットでも頻繁に見られるようになったので、優秀な人材はどんどん離れていっています。よほどアニメへの愛が強い人を除けば、ゲームだとかよりマシな業界のほうを選択するのです。もはや、アニメ業界は限られた優秀な人材をお互いに引き抜き合うような状態になっています。そんな状態で、スケジュール通りに、クオリティも確保された作品をつくるのは、かなり難しいことなんです」(アニメ制作会社社員)

 アニメ業界で輝く未来を夢見て入ってきた人材も、10人いて1人残ればよいといわれる現状。当たり前のように存在する深夜アニメも、いつまでも続くものではない。
(文=是枝了以)

最終更新:2018/12/10 22:30
関連キーワード

「当初予定していたスタッフの確保が厳しく」制作発表しても人手不足で作れない! アニメ業界は地獄への片道列車かのページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

絶対的満足度の至宝店すべて見る

人気連載すべて見る

元木昌彦の『週刊誌スクープ大賞』

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"元木昌彦による週刊誌レビュー

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士、かく語りき

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士の最新情報をお届け! 嫁・麗子も時々登場。

テレビウォッチャー・飲用てれびの『テレビ日記』

テレビの気になる発言から、世相を斬る!

じゃまおくんのWEB漫クエスト

マンガレビューブログ管理人じゃまおくんが、インターネットに埋もれる一押しマンガを発掘!

腹筋王子カツオ『サイゾー筋トレ部』

“腹筋インストラクター”腹筋王子カツオさんが、自宅でも簡単にできるエクササイズを紹介!

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ
イチオシ企画

【PR】DYM・水谷佑毅社長の野望とは?

医師免許を持つ、ベンチャー経営者の異色の半生!
写真
特集

新型コロナ第2波で芸能界も大混乱

新型コロナ第2波で芸能人も続々と感染…
写真
人気連載

麒麟・川島の塩と手榴弾

 テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週...…
写真
インタビュー

次世代コント「ゾフィー」の野望

「ネタの状況設定が本当に面白い。宝物みたいな設定」。コントのトップランナー・東京03...
写真