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AKB48、CDチャート席巻でもメンバーは不安だらけ? 「AKBを好きって言っても笑われちゃう」

「Teacher Teacher初回限定盤」(キングレコード)

 売れているけど売れていない?

 12月7日、「ビルボードジャパン」が2018年イヤーエンド・チャート全9部門の受賞楽曲・アーティストを発表。年間シングルセールスチャートでは、AKB48の「Teacher Teacher」が293万枚を売り上げ、2位以下に大差をつけて首位を獲得した。

「AKB48の楽曲は、2位と5位にもランクイン。他のトップテンの顔ぶれも、乃木坂46が3曲、欅坂46が2曲、いずれもミリオンヒットを飛ばし、9位のKing&Prince『シンデレラガール』、10位の嵐『夏疾風』を除く8曲を秋元康プロデュース組が独占した形です」(音楽ライター)

 AKB48が同チャートで首位を獲得するのは3年連続7回目となるが、これほどのセールスを上げているにもかかわらず、歌そのものはお茶の間までは浸透していないのが実情だ。アイドル誌ライターが言う。

「『Teacher Teacher』は、DVD付属のType A・B・C・Dそれぞれの通常盤と初回限定盤、CDのみの劇場盤という9形態で発売され、CDには松井珠理奈が1位となった『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』の投票シリアルナンバーが封入されていたことが大きかった。秋元グループのCDには握手券がついており、それがセールスに直結しています。AKBは単独でも100人以上、国内の48グループでは400人弱もメンバーがいるのに対し、人気絶頂とはいえ乃木坂や欅坂は50人ほどですから、それがCDセールスの順位にそのまま反映されているというわけです」

 そんな中、12月24日に発売されるDVD&Blu-ray『AKB48単独コンサート~ジャーバージャって何?~』の特典映像が話題を呼んでいる。

「メンバーの卒業・加入を繰り返し、13年目を歩んでいるAKBですが、特典映像には2年ぶりの単独コンサート、総選挙、新チーム公演など“新しい自分たちのAKB48”を創ろうとするメンバーを追った半年間のドキュメンタリーが収録されています。先日公開されたダイジェストを観ると、『今、AKBを好きって言っても笑われちゃう』『今は好きなわけじゃなく、ここから出る勇気がない』『初期メンを越えられない壁』『限界ギリギリにみんないない……』など自虐コメントのオンパレードとなっています。CDセールスと裏腹に、メンバーは現状にかなりの危機感を持っているようですね」(同)

 8日に行われたデビュー13周年記念公演で、総監督の横山由依が次期総監督に向井地美音を指名したが、AKBの新章に期待したい。

最終更新:2018/12/11 08:00
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