本多圭の「芸能界・古今・裏・レポート」

北大路欣也、75歳で連ドラ主演へ……『やすらぎの郷』から続く“抱かれたいお年寄り”ブームって!?

テレビ東京系『記憶捜査~新宿東署事件ファイル~』番組公式サイトより

 来年1月からの新ドラマ『記憶捜査~新宿東署事件ファイル~』(テレビ東京系)で主演を務めることがわかった俳優・北大路欣也。75歳になってもドラマの第一線で活躍し続ける姿は、多くの高齢者のみならず中高年にも希望を与えている。

 昨年テレビ朝日が、主演の石坂浩二はじめ、元妻の浅丘ルリ子や元カノの加賀まり子らを起用した昼ドラ『やすらぎの郷』(脚本:倉本聰)を放送。初のシニア向けドラマとして成功するか注目を集める中、懐疑的な予想を覆して見事大ヒットを記録した。このヒットに勇気づけられたのが、往年の俳優たちだった。

 日本には、坂田藤十郎が会長を務める『日本俳優協会』や、西田敏行が理事長を務める『日本俳優連合』があるが、年金制度はなく、老後の生活に不安を抱く役者は少なくない。そんな彼らにとって、シニアドラマの成功は、新たな活路が開けるのではないかと期待が高まった。

 実際、『やすらぎの郷』のヒットに触発された民放各局が、広告代理店やシンクタンクと共に、60歳以上を対象にした企画プロジェクトを立ち上げてドラマの話を進めているが、中でもいち早く反応したのがテレ東だった。

 というのも、テレ東は『やすらぎの郷』に先駆け、2014年・15年・17年と3シーズンにわたって、北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎の“おっさん”が活躍するドラマ『三匹のおっさん』を放送。高視聴率を記録した実績があったからだ。

『三匹~』の主演の一人だった北大路は、テレ東でかつて新年恒例だった『新春ワイド時代劇』の30年来の常連出演者で、03年からは刑事ドラマ『さすらい署長 風間昭平』シリーズの主演も務めている。来年1月から放送される新ドラマ『記憶捜査~』は、『三匹~』と同じ金曜夜8時枠とあって、早くも注目の的だ。実はテレ東は、紫綬褒章や旭日小綬章を受章している大物俳優の北大路が、今回のオファーも引き受けてくれるのか、自信がなかったようだが、北大路は二つ返事で受諾したという。

 ちなみに北大路は、「週刊女性」(主婦と生活社)が実施した「抱かれたいお年寄りランキング」でも、渡哲也に次ぐ2位にランキングしている。いつまでも現役で活躍し続ける姿は、目標を失っている中高年たちに「75歳でも、まだまだやれるんだ!」と、高齢者俳優には「俺にもまだチャンスがある」という、ささやかな希望を抱かせるには十分だろう。

 それだけに、新ドラマには、視聴率・視聴熱とも『三匹~』を超えてほしいものだ。
(文=本多圭)

最終更新:2018/12/15 21:00
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