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又吉直樹の次は、よりによって古市憲寿……話題狙いの連続で「芥川賞」の権威に疑問符

『平成くん、さようなら』(文藝春秋)

『とくダネ!』(フジテレビ系)や『ワイドナショー』(同)など、さまざまな情報番組に引っ張りだこの古市憲寿。歯に衣着せぬ発言がしばしば物議を醸す人気社会学者が、今度は“筆”で世間を騒がせている。

 12月17日、恒例となる芥川賞のノミネート作品が発表され、その中に意外な名前が含まれていた。その人物の名こそ古市憲寿。「文學界」(文藝春秋)9月号に掲載された『平成くん、さようなら』という作品が芥川賞にノミネートされたのだ。週刊誌の文芸担当記者が語る。

「芥川賞と直木賞は、受賞者の名前がNHKでも報じられる、文学界でもっとも権威のある賞です。直木賞が大衆小説に対して与えられる賞なのに対し、芥川賞は純文学に与えられるもので、過去の受賞にはノーベル文学賞を受賞した大江健三郎をはじめ、石原慎太郎、井上靖、開高健、村上龍などがおり、後に名を成す作家の登竜門とされてきました」(文芸担当記者)

 ノミネートを受けて古市は、『とくダネ!』で「いろんな人がムカついてると思うんですよ」と、期待どおり(?)のコメントを残したが、これを冷めた目で見つめるのは出版関係者だ。

「かつて芥川賞は売れっ子への片道切符でしたが、近年では受賞者や受賞作が話題になるのは、綿矢りさのように10代で受賞したり、2011年受賞者の西村賢太の『(発表が遅いので)そろそろ風俗に行こうと思った』など、よほどインパクトがあるコメントを残す作家が現れた時ぐらい。今や読書家の間では、『本屋大賞』の方がよほど注目されています。そんな芥川賞の復権に一役買ったのが、15年にお笑いコンビ・ピースの又吉直樹の受賞です。又吉の受賞作『花火』を掲載した雑誌『文藝春秋』は記録的に売れ、単行本も大ベストセラーとなりました。こうなると古市のノミネートも、又吉の成功体験から来る“2匹目のドジョウ”を狙ったものと見られても仕方ありません。芥川賞を主宰する文藝春秋は奇しくも先日、月刊小説誌の『オール読物』の発行を年10回に減らすことを発表したばかり。文芸誌の売り上げが落ちるなか、少しでも話題になりたいという気持ちは分かりますが、話題作りに走れば走るほど権威が失墜するというジレンマからはもはや逃れられない状態です」(出版関係者)

 スポーツでも“スタンドプレー”が喜ばれるのは一度だけ。仮にノミネートだけなら遊ばれたようなものだが、その時、古市はどんなコメントを残すのだろうか。

最終更新:2018/12/20 17:00

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