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【wezzy】

工藤静香が木村拓哉をプロデュースしてもメリットはゼロ! 言いなり夫ぶりに違和感

 1月18日公開予定の新作映画『マスカレードホテル』の公開記念として、2018年12月より木村拓哉(46)主演の人気ドラマ『HERO』の一挙再放送が始まっている(関東ローカル)。また、『HERO』の映画第一弾はすでに1月5日にフジテレビ系で放送済み、映画第二弾も1月19日に放送予定だ。『マスカレードホテル』はフジテレビムービーであり、主演はこれが刑事役初挑戦となる木村拓哉。そんな裏事情があり、まさに現在、フジテレビあげてのキムタク祭り状態となっているのだ。

 昨年は次女であるKōki,のモデルデビュー、妻で歌手の工藤静香(48)が「週刊文春」(文藝春秋)主催の企画「女が嫌いな女ランキング・2018」でトップになるなど、家族が大きく注目される年となった木村。いや、なにも去年に始まったことではない。SMAPが解散してからというもの、工藤静香の注目度上昇と引き換えに木村はすっかり影が薄くなってしまったと言ってもいいのかもしれない。

 そんな木村を、工藤静香が“パパタク”としてプロデュースするようだ……と、「週刊女性PRIME」が伝えている。それによると、「(工藤は)Koki,のプロデュースをすると同時に木村さんのイメージアップも図ろうと動き出しているようです。今後は木村さんが娘に言及することも増えそうですね。今年は“キムタク”が“パパタク”に変貌する年かもしれませんよ」と、芸能プロ関係者。工藤静香がプロデュースなどすれば、むしろ木村拓哉のイメージが悪くなってしまいそうなほど、ネット上のバッシングは強いが……。

 昨年末には工藤と娘2人の結束があまりに固く、加えて母子の会話は主にフランス語か英語でかわされているため、木村がついていけずに家庭内独居状態になっていると「週刊文春」(文藝春秋)が報じていた。木村とジャニーズ事務所は、木村のハリウッド進出に力を入れるべく長期プランを練っていたが、工藤がKōki,の日本での売り出しを優先したせいで、木村と事務所サイドはその計画を断念したともあった。

 そのうえ、工藤静香プロデュースの“パパタク”だなんて、まるで言いなりではないか。仮に工藤静香がここまでバッシングされていなくとも、木村が成熟した大人の男性として不十分だとのイメージになってしまう。

 

 そもそも年末の「文春」記事には大きい違和感があった。工藤はKōki,を日本限定ではなく世界で通用するモデルにすべく日々奔走しているのだからして、夫がハリウッドに進出してくれればそれは娘にとっても間違いなくプラス要因。工藤なら木村のハリウッド進出を断念させるどころか、「パパ、頑張ってちょうだい!」と積極的に尻を叩きそうなものである(ついでにジャニーズ事務所にも積極的に乗り込んで話をガンガン進めそう)。

 木村と結婚して以来、木村拓哉の嫁となった自分がどんなに世間から敵視されているかを知っているからこそ、工藤も自身のSNSや公の場での発言では夫の影は出さないように徹底して努力してきた。一部を除くキムタクファンからまるで稀代の悪妻扱いされている自分が夫・木村拓哉をプロデュースしようものなら、ネットバッシングのかっこうの餌食になることぐらい、誰に言われなくても工藤自身が一番わかっているはず。工藤の言いなりとなった木村拓哉なんて、商品価値を下げることはあっても今以上にアップさせるなんてことはないだろう。

 木村がパパとして、ふたりの娘の話を徐々にテレビやラジオで解禁していったとしても、木村の年齢からすると自然な流れ。木村とて、いつまでもただカッコよいだけの役にこだわっていたなら俳優としての成長は望めない。しかし実生活では2児を立派に育て上げた父であることは、新たな役どころを掴むアピールポイントにもなり得る。それぐらいのこと、工藤がプロデュースするまでもなく木村やジャニーズ事務所もとっくに視野に入れているだろう。

 

 1月2日に放送された『ニンゲン観察! モニタリング☆超豪華芸能人大集合! 新春3時間SP!!』(TBS系)に出演した木村は、ドッキリを仕掛けられ、自身の持つ苦悩をさらけ出したことで話題となった。仕掛け人の勝地涼に「(仕事が)しんどくなってしまった」という悩みを打ち明けられた木村は、「自分だってそんなことはしょっちゅう」「だってやることなすことね、いろいろ叩かれるから。自分だって言われるもん。何やったってキムタクだって」と、赤裸々に話した。

 ドッキリとは言いながら、はたしてこのセリフは実は台本通りではないのか……ネット上でも物議を醸しているが、いずれにしろ木村が「何をやってもキムタク」と言われていることを知っていることは間違いないようである。今後は俳優として生き残ることをかけて、長くスーパースターの重責を負ってきた男の模索が続くのだろう。個人的には映画『クレイマー、クレイマー』のダスティン・ホフマンが演じたような役どころなんて、案外、今の木村にいいんじゃないかなと思うのだが。

(エリザベス松本)

最終更新:2019/01/10 07:15
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