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『後妻業』第1話。木村佳乃が大竹しのぶと演技で張り合うのは厳しいのでエロスで対抗して欲しい

文=北村ヂン

 木村佳乃主演のドラマ『後妻業』(フジテレビ系)がスタートした。

 原作は直木賞作家である黒川博行の小説『後妻業』。2016年には大竹しのぶ主演の『後妻業の女』というタイトルで映画化もされている。

 多額の資産を持つ高齢者に狙いを定めて「後妻」となり、夫の死後に多額の遺産をゲットすることを目的にした「後妻業」がテーマの本作。

 実際問題、いくら年寄りと結婚したからって、そうそう都合よく死ぬわけじゃないだろうし、「稼業」として成立するのかどうかは分からないが、最近でいうと紀州のドン・ファン事件だったり、平尾昌晃、やしきたかじん、加藤茶などなど、芸能界で栄光&ビッグマネーを手にした大御所が、晩年になって若い姉ちゃんに入れ込んじゃっている例は多数。

 遺産を巡って後妻と子どもたちが大モメというのはワイドショーネタの定番だけに、ドラマとしても注目度の高いテーマだろう。

 

■大竹しのぶの演技とどうしても比べてしまうが……

 ジジイ転がし&殺しの天才・武内小夜子(木村佳乃)は、結婚相談所「ブライダル微祥」を経営する柏木亨(高橋克典)と組んでビッグな資産を持つ高齢者たちをたぶらかし、遺産をゲットしてきた。

 そんな小夜子の新たなターゲットは元・教師の中瀬耕造(泉谷しげる)。

 まんまと後妻の座をゲットした小夜子は、高カロリー&高塩分の食事、無茶な運動で、さっそく不整脈持ちの耕造を殺そうとする。

 計画通り、耕造は発作を起こして倒れてしまうが、報せを受けて駆けつけた娘たち・中瀬朋美(木村多江)、西木尚子(濱田マリ)と大モメに。

 小夜子と再婚したことすら聞かされていなかったことで強い不信感を抱いた朋美は、大学時代の先輩で、元刑事の探偵・本多芳則(伊原剛志)に小夜子の調査を依頼する。

 原作や映画との大きな違いは、木村佳乃演じる武内小夜子がメチャクチャ若いこと。

 原作では69歳設定のところ、ドラマでは45歳。それだけに、財産狙いの結婚だということがより露骨に見える。

 演技面で大竹しのぶと比較するのは酷ではあるが、業の深い女を演じさせた時の、あの迫力と存在感にはなかなか太刀打ちできないところ。

 木村佳乃は映画版の大竹しのぶとはまた別の、かなり誇張した演技で、財産狙いであることを隠そうともしないコント的なキャラクターを作りあげている。

 しかしこんなタイプのキャラ、どこかで見たことあるなと思ったのだが、同じくフジテレビ系のドラマ『コンフィデンスマンJP』における長澤まさみだ。露悪的&軽いノリで犯罪行為を行うあの女詐欺師!

 フジテレビ的に、『コンフィデンスマンJP』が好評だっただけに、似たようなキャラクターを求められたのかもしれないが、逆に長澤との年齢差を考えると……40代の木村佳乃が浮かれたキャラクターを演じているのは見ていて少々キツイものがある。

 大竹しのぶと長澤まさみにはさまれ(?)、なかなか厳しい戦いだが、木村佳乃演じる武内小夜子は、浮かれたハイテンションな詐欺師であるだけではなく、深い闇を抱えていそうな伏線も張られている。

 今後、コント的なだけではない、深みのある演技も見せて欲しい!

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