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ジャニーズ”肖像権タブー”の正体 ネットNGの理由を代理人に直撃(前編)

jannys_0522.jpgジャニーズのタレントを起用した雑誌の表紙と、それを紹介する出版社のウェブサイト。本文にある通り、未掲載であったり、人物を塗りつぶしたり、イラストにしたりと、タレントが露出しないように工夫れている。(左上から時計回りに「TVnavi」(4.27~5.31号/産経新聞社)、「Myojo」(6月号/集英社)、「BESTSTAGE」(6月号/USEN)、「H」(4月号/ロッキングオン)、「CINEMA SQUARE」(vol.24/日之出出版)、「COOL TRANS」(6月号/ワニブックス))

 4月23日、SMAPメンバーの草なぎ剛が公然わいせつ容疑で逮捕された後のこと。移送される際の草なぎの写真が、テレビ、スポーツ紙のほか、インターネットのニュースサイトにも掲載され話題となったが、釈放後開かれた謝罪会見の動画、静止画はネットでは一切配信されなかった。これは、ジャニーズ事務所側の要請があったためである。

 以前から、ジャニーズは所属タレント(ジャニタレ)の写真のネットでの公開を厳しく制限してきた。同社の公式ホームページには、タレントのプロフィール写真はない。ジャニタレが表紙となった雑誌についても、出版社のサイトには、その号だけ表紙が掲載されなかったり、人物部分が黒塗りされるなど不自然な処置が施されている。

「最近は、加工した肖像写真などを掲載することを許可しているサイトもありますが、それは一部のテレビ局やCMのクライアント企業のものだけ。スポーツ紙や週刊誌などは、紙面で使用した写真も、ウェブサイトでは使えません。映画の完成披露試写会で撮影した共演女優とのツーショットも、ジャニタレの部分だけカットし、女優だけで掲載している。不自然ですが、仕方がない。ルールを破って、今後ジャニーズの記者会見に出入り禁止になったら困りますから」(スポーツ紙記者)

最終更新:2010/01/29 19:01
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