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お笑い芸人・キートンが運営を批判! 本気を出してる芸人たちほど怒りたくなる『R-1』 の裏事情

「会場のウケは抜群でも落とされる力のある芸人の姿は、決して珍しいことではありません。キートンも“大人の事情”と言っているように、『R-1』はテレビ放映あってのコンテスト。その本質は、数あるお笑いネタ番組のひとつにすぎません。要は、高視聴率を取ることが第一なので、予選でいくらウケても、数字が期待できないだろうと判断された芸人は落とされてしまいます。また、ネタやキャラのかぶりがあれば、同じようにウケていても、どちらかが落とされますし、どんなに受けてもゴールデンタイムにそぐわないネタは落とされる。また、視聴率が見込める人気コンビの片割れや、番組のアクセントになりそうな存在の芸人は、そこまでウケていなくても決勝に進出したりする。実際、そんな“大人の事情”まみれの審査が行われています。なので、『R-1』という番組のオーディションくらいのつもりで出場するのが、本来はちょうどいいのかもしれません」

 キートンを含め多くの芸人たちは、そんなことは百も承知だろう。

「それでも、ゴールデンタイムの番組でたっぷりとネタが披露できるチャンスはそうあるものではありません。『R-1』で優勝しても売れなかった芸人も少なくありませんが、ブレイクのきっかけとしては十分な舞台ですからね。『M-1』もそうですが、芸人にとっては、ライトな感覚で挑むことなんてできないんです」(同)

 芸人たちのイラ立ちは、この手のコンテストがある限り、なくなりそうもない。

最終更新:2019/02/01 09:51
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