清水富美加の主演映画公開も……ネットレビューから見る映画の“意外な真価”

2019/03/03 10:00

映画『僕の彼女は魔法使い』公式サイトより

 清水富美加の主演映画『僕の彼女は魔法使い』が、2月22日に公開された。千眼美子に改名後初の主演作は、「幸福の科学」創始者・大川隆法総裁が製作総指揮を担当したものだが、ネットのレビューが興味深いことになっている。

 清水は10代半ばでデビューし、ドラマ、映画、バラエティなどで活躍。複数の番組で司会を務め、CMにも多数起用され、順風満帆の芸能生活を歩んでいたが、状況が大きく変化したのが2017年の出家騒動だ。芸能誌記者が振り返る。

「若手女性タレントでもトップクラスの売れっ子だった清水富美加ですが、2017年2月に突然、芸能界からの引退と幸福の科学への出家を発表しました。清水は『給料が5万円だった』『嫌だった水着の仕事をやらされた』など不満を爆発させ、『全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~』(幸福の科学出版)というタイトルの告白本も出版。当時、大騒動になりました」(芸能誌記者)

 そして名前を清水富美加から千眼美子に改めた彼女。新作は、「人びとの幸せを奪い去る黒魔術の脅威から、“愛の魔法”で世界を守る白い魔法使い。そんな彼女が、赤い糸で結ばれた『運命の人』を探し出し、時空を超えた戦いに立ち向かっていく」──というストーリーだが、映画ファンは、この作品をどのように見たのか? 女性週刊誌の映画担当記者が語る。

「普通の映画のレビューは5段階の3点が一番多く、点数分布は山の形になります。しかし、『僕の彼女~』のYahoo!のレビューを見ると、6割以上の人が1点をつける一方(1点が最低)、3割の人が5点をつけており、評価が完全に二分されています。どうやら教団は世間の反応を気にしているようで、教団のIT伝道局から、良いレビューを書き込むよう推奨するメールが信者に送られているというウワサも。そのかいあってかどうなのか、評価は1点だらけでも、コメントを書き込んでいるのは5点をつけた人ばかりです。別のレビューサイトでは、この映画だけコメントしている人の平均年齢が異常に高くなる現象も発生しています」(映画担当記者)

 それでも『僕の彼女~』は、2月23日~24日の週末動員ランキングで3位に入っている。ずばり、誰が本作を見ているのか?

「基本的には、もちろん信者です。しかも信者は同じ作品を何度も見るので、大コケすることはありません。また、信者の中には映画のチケットを大量に購入し、周囲に配る者もいます。ビジネスとしては優れたやり方ですよ」(同)

 コケる心配がゼロとは、“一般の映画”の関係者には夢のような話。映画公開直前には「もう一段、清水富美加と遠ざからなあかん」とツイートした清水富美加だが、その宣言通り、完全に遠い存在の人になってしまったようだ。

最終更新:2019/03/03 10:00

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