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『家売るオンナの逆襲』最終話 北川景子、社長就任&ママになり、次シーズンが楽しみな結末に

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日本テレビ系『家売るオンナの逆襲』番組公式サイトより

 北川景子が不動産業界を舞台にスーパー営業ウーマンを演じるドラマ『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系)も今回が最終回。13日に放送され、平均視聴率は12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と有終の美を飾りました。

(前回までのレビューはこちらから)

 フリーランスの不動産屋・留守堂謙治(松田翔太)が三軒家万智(北川)にフラれ、姿を消してから1年。テーコー不動産新宿営業所は平穏な日々が続いていたのですが、外資系の競合会社・リッチブラスト不動産の急成長によって市場を奪われ、このままでは渋谷営業所に吸収されてしまうというピンチを迎えます。

 ライバル社に対抗すべく営業を強化するものの、AI(人工知能)を駆使したリッチブラストに歯が立たず。しかも、そのAIの戦略が万智にソックリだと気づき、庭野聖司(工藤阿須加)と足立聡(千葉雄大)が潜入捜査をすることになります。

 すると、同社の最高執行責任者に上りつめた留守堂が姿を現し、AIに万智の営業ノウハウを組み込んだと告白。さらに、住人の高齢化が進む集合住宅群・新宿ガーデンハイツから住人を追い払い、都市型リゾートタウンに再開発するつもりだと語るのでした。

 その新宿ガーデンハイツに足を運んだ万智は、リッチブラストからの立ち退き要求に抵抗する最後の住人となった藤見明(笹野高史)と譲(本田博太郎)の老兄弟に相対したところ、なぜか緊張でしゃっくりが止まらなくなります。

 実は藤見兄弟は30年前、7人組のマジシャングループ・マジック7の一員として一世を風靡し、当時ファンだったため、万智は緊張したのでした。

 そして、憧れだった彼らの生活を守るため、新宿ガーデンハイツの敷地内にある廃園になった保育園を復活させ、保育時間外はリタイア後のシニア世代の住人が子育てに協力する全世代参加型の施設にリニューアルするプランを打ち立てるのです。

 しかし、そのプラン実行に要する資金はザっと見積もって100億円あまり。しかも利益が出るかは不明ということで、暗礁に乗りかかってしまいます。そんな中、リッチブラストから高額の立ち退き金を提示された譲が折れ、住人は明のみとなってしまうのでした。

 一刻を争う事態となったことで、万智はテーコー不動産の社長(舘ひろし)に直談判し、ある交換条件で100億円の予算を確保。さらに全国へ散らばったマジック7の元メンバーに会いに行き、新宿ガーデンハイツで開催するイベントへの出演を依頼するのでした。

 そんな万智の行動を察知した上層部から、ネット上でテーコー不動産の風説流布をするよう命じられた留守堂は、その命令に従いはするものの汚いやり口に嫌気がさしてしまいます。

 一方、万智たちは風評被害を逆手にとり、マジック7のイベントをPR。マジシャン7人も無事に集まり、あとはショー本番を迎えるばかり、となったところで譲がケガをしてしまうアクシデントに見舞われてしまいます。

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