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週刊誌スクープ大賞

眞子さま、小室圭さんの次は紀子さまが標的に! 週刊誌の皇室叩きが止まらない!?

止まらぬ“皇室叩き”

 今週の1番手は、いつもながらの眞子&圭問題である。今週はそこから踏み込んで、秋篠宮家の内部にまで確執が広がっているというのだ。

 週刊誌が皇室バッシングを好きなのは、売れるからである。

 かつては美智子皇后が皇太子妃の時代、嫁姑の確執があった、女官たちからいじめを受けたなどと書きたてた。

 雅子妃についても心無い報道が溢れ、皇太子がそのことを批判する事態にまでなった。

 今度のターゲットは秋篠宮紀子さんのようだ。これまでも紀子さんが秋篠宮家に仕える人間たちに厳しく接していることが報じられたが、長女の眞子さんと小室圭との結婚問題が起きてからは、秋篠宮との夫婦関係や、眞子さん、佳子さんとの母子関係について、あれこれ詮索する報道が多くなっている。

 今週の文春は、秋篠宮の誕生日会見の紀子さんの発言を、眞子さんが怒り、「お父さまとは話をしてもいいけれど、お母さまとは話をしたくない」という気持ちになり、母子の間に会話がなくなったと報じている。

 記者団から、眞子さんの近況を聞かれ、秋篠宮が「最近はそれほど娘と話す機会がないので、よく分かりませんけれども」と答え、それを引き継いで紀子さんが、昨年暮れから長女の体調が優れないことが多く、大丈夫だろうかと心配していると話した。
母親として当然の言葉だと思うが、秋篠宮家周辺の人間によると、紀子さんは、ここで私も娘と話をしていないので分からないというと、皇后さまから「母親として何をやっているのか」と叱られることを恐れて、話をすり替え、保身に走ったと、眞子さんが思ったからだというのである。

 そのために、紀子さんは娘に何かいいたいことがあっても、直接話ができず、人を介して伝えているというのだ。同じように、次女の佳子さんも、姉とは仲がいいが、両親との会話は減っているそうである。

 長女が、結婚問題で週刊誌という“世間”から心無い報道をされ、傷ついているのを見て心配しない親はいないはずだと思う。

 さらに新潮では、先日、お茶の水女子大付属小学校を卒業し、4月から同じ付属の中学校へ進学する悠仁さんについても、紀子さんがゆくゆくは東大に入れようと計画していると報じている。

 何やら悪いことを企んでいるような書き方だが、いいではないか。紀子さんの父親も弟も東大出で、秋篠宮も東京大学総合研究博物館で特招研究員をしているから、東大とは浅からぬ縁がある。

 だが、新潮によると、一般入試で東大を受験して、もし失敗したら大きな挫折体験になってしまうから、推薦入試という制度を使って入れようとしているのではないかと匂わせるのである。

 それも倍率が低い農学部(教養学部は7.33倍、文学部は3.27倍、農学部は1.67倍)ではないかとまで推測している。

 ここで新潮は、悠仁さんの卒業文集を持ち出し、父親と似て植物や昆虫に興味があるから、「水面下ながら東大への、そして農学部への道は舗装されつつあるようだ」(新潮)と、毎度おなじみの牽強付会的結論を導き出す。

 一度皇族方は会見でも開いて、これまでの週刊誌報道に対する率直な意見をいってみたらどうだろうか。何もいえないことをいいことに、どこの誰ともわからない関係者たちに、家庭内のプライバシーを吹聴させるのは、いい加減にしたらと思うのは、私だけではないはずだ。

 ICUを卒業した次女の佳子さんが、報道陣へ発表した文書で、珍しく、はっきりと姉の眞子さんと圭さんの結婚を応援していること、マスコミ報道のおかしさを率直に述べている。

「姉が結婚に関する儀式を延期していることについてですが、私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています。
また、姉の件に限らず、以前から私が感じていたことですが、メディア等の情報を受け止める際に、情報の信頼性や情報発信の意図などをよく考えることが大切だと思っています。今回の件を通して、情報があふれる社会においてしっかりと考えることの大切さを改めて感じています」

 皇室の若い人は、自分の意見をきちっと持ち、中傷マスコミに対してもしっかりした考えがあるということである。

 揣摩臆測で、ないことないことばかりを書き続けると、痛いしっぺ返しを食らうことになるはずだ。

【巻末付録】

 現代「竹内由恵-「報道ステーション」キャスターが初グラビアに挑戦」。私の好みでいえば、彼女はいいとは思えない。男性の噂が多いからではない。金曜日だけとはいっても、やはりスポーツ以外の分野では素人。説得力がない。

 袋とじは「雑誌グラビア・ヌード史-あの感動をもう一度 野平ゆき、山口いづみ、太地喜和子、麻田奈美、辺見マリ」。これもこんなものかというだけである。

 ポストは意外に力が入っている。巻頭には「園都、汗だくの女-週4で通う筋金入りの<サウナー>がビキニで・・・」と、袋とじ「佐々木あき、さよならヘアヌード-支援者426人から763万円を集めた写真集」

 後半の袋とじは「たかしょー渾身の全裸一文字メッセージ「さよなら○○○○」。「BJJ(美熟女)スター誕生総選挙-あなたが一番好きな美熟女さんは誰?」
そして「妻の名は塔子-帰ってきた!大ヒットにつき第2弾デジタル写真集発売!」。やはり妻の名は塔子はいいね。

 今週は、50円安い平週号ながらポストの圧勝だ。
(一部敬称略/文=元木昌彦)

最終更新:2019/03/25 21:00
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