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週刊誌スクープ大賞

眞子さま、小室圭さんの次は紀子さまが標的に! 週刊誌の皇室叩きが止まらない!?

羽生結弦の「負けん気」の強さ

 さて、フィギアスケート界のレジェンドになりつつあるのは羽生結弦(24)である。五輪を2連覇し、現在は母親と2人でカナダのトロントに暮らしているという。

 文春は今号が60周年記念特大号だが、彼についての記事と後半のグラビアページで特集を組んでいる。文春によれば、姉が通うスケート教室にくっついてきた羽生に、コーチが「やってみたら」というと、いきなりリンクの中に入って、そのままダッシュして、転んでもまた立って走っていたという。

 天性の運動神経を持っていたが練習は嫌いだった。だが母親が、羽生の手作りの衣装を「すっごいカッコいい! 王子様みたい」とほめると、その気になって練習したという。

 音楽を感じながら身体を使って伝える能力は目を見張るものがあったそうだ。それに大変なナルシスト。

「練習の仕方を見ていると、勝つためにトレーニングをしているという気迫をひしひしと感じました」と、ライバルだったハビエル・フェルナンデスが話している。

 先輩スケーターの中村健人が、こんなことをいっている。

「練習が終わった後、『一緒にオリンピックへ行こうね!』と言ってくれたんです。でもそのときの僕は、自分の置かれている状況も実力もある程度わかっていて、弱気だったんですよね。『行けるように頑張るよ』と返したんです」

 その時靴のエッジを拭く羽生の手が止まったという。

「健人君、先輩ですけどちょっと言わせてください。『行けるように頑張る』って言ってる人は行けないです。僕は行くために頑張ってます。メダルを取るために頑張ってます」といって、帰って行ったという。イチローの考えと通じるところがあるように思う。

 失礼だが、羽生が引退するとき、どんなことを話すのか、今から楽しみである。

 文春は、嵐の二宮和也(35)が、一緒に暮らしている元フリーアナウンサーの伊藤綾子(38)と、2020年には結婚すると報じている。フライデーも、KAT-TUNの亀梨和也(33)が深田恭子との破局を乗り越え、金髪美女と六本木デートをしていたと報じている。

 30も半ばになる男たちが、事務所が結婚するのを許さないからといって、唯々諾々と従ってきたことの方がおかしい。人生は1回しかないのだ、どんどん結婚してどんどん別れろ!

 新潮の「食べてはいけない 外食チェーン」、今回はカロリー編。外で食べることの多い私には、見るだけで恐ろしくなる数字が並んでいる。

 ココスのフォアグラチキンステーキ丼、1181kcal、ガストの肉盛り!チーズINプレートガーリックソース1286kcal、極めつけはCoCo壱番屋のポーク三昧カレー1849kcalである。

 体重60キロの人が1000kcalを消費するためには、足歩なら333分、ランニングなら136分、水泳なら133分続けないといけないそうである。

 もちろん回転ずしなども10貫食べれば800kcalオーバー。酒を呑むときは、肴は冷ややっこと御新香、あたりめにするか。

 文春でビートたけしの実録小説『ゴルフの悪魔』が始まった。出て来る人物が実名というところがミソだが、それ以外はなにもない。なぜこんなものを載せたのだろう?

 唯一のポストの記事。我々貧乏人には何の関係もない話だが、東京証券取引所が、市場再編を議論しているという。

 プレミアム市場、スタンダード市場、新興企業向けのエントリー市場に分けようというものだそうだ。

 そして上位市場への昇格基準も厳格化しようとしているとポストが報じている。

 なぜそのようなことをするのか? 一流企業が多すぎるからだという。

 だから、時価総額1000億円以上に絞り、ここに上場された企業だけが「一流」だとするというのである。

 そうなると、1000億円に満たない「コメダホールディングス」「グンゼ」「モスフードサービス」「テレビ東京ホールディングス」「ワタミ」などが、そこから弾き出されてしまうそうだ。

 いいんじゃないかな。これまでが緩すぎたのだから、一流とはいえない企業までが、一部上場だからうちは一流でございなどと嘯いていた。

 一流とは、カネだけではなく、品位も備えていなくてはいけない。そうなると、ほとんどの企業はふるい落とされることになると思うが。

 お次は現代の吉永小百合特集。グラビアでデビューから60年とあるが、写真は若いときのものばかりである。

 今の吉永をなぜ出さないのか。美しく年を取っている、われらが団塊世代の美熟女代表だ。

 水着姿でもいけるはずだが、なぜ、オファーしないのか。といっても、なぜか小百合は現代嫌いである。

 私は熱烈なサユリストだから、私のせいではない。今の夢は、小百合と1時間でいいから酒でも呑みながら話がしてみたい。

 それにしても、はるかに年上の亭主は頑張っているね。失礼ないい方になるが、憎まれっ子、世にはばかるとはこのことだろうな。

 生きるロックンローラー、内田裕也が亡くなった。享年79。スポーツ紙などは見開きにデカデカと内田の特集を組んだ。

 これも樹木希林の亭主という勲章のおかげではないかと、私のようなひねくれ者は考えてしまう。

 文春は、内田と樹木の壮絶な夫婦ゲンカを取り上げている。夜中に樹木の家のドアを開け、「コノヤロー、出て来い!」と叫び、樹木は鉄パイプを後ろに隠して対峙する。

 何しろ、結婚していた45年間のうち、一緒にいたのは数十日だという。それでも内田が離婚届を出したが、樹木は頑として応じようとしなかったそうだ。

 内田の盟友だったミュージシャンの白竜は、ハワイのアラモアナショッピングセンターで買い物をしていた2人を見かけ、樹木は内田を支え、内田も樹木には頭が上がらなかったのではなかったかと話している。

 樹木が黒柳徹子の『徹子の部屋』(テレビ朝日系=2010年9月)に出た時、内田についてこう語ったそうだ。

「あのー本当にすべてが好きですね。もし、この次生まれてくることがあったらお互いに用心しながら出会わないようにしたいと思うわねえ、という感じです」

 あの世で樹木は内田と再び出会い、また結婚生活を始めるのだろうか。今度はうまくやれよ! そういってやりたいね。

 青山学院初等部への「お受験口利き疑惑」を報じたのも文春だが、こちらも青学側は、法的手段を取ると息巻いているそうだ。

 今回は、当該の、子どもを入れるために理事長などを接待した人間が、高級フレンチの領収書など、すべて証拠があると示し、反論している。

 青学は内部調査委員会が調べ、報告を出すとしているが、「青学の常任理事が委員長を務める内部調査では、公正な結論など出ない」(青学元幹部)そうである。

 これも先週、文春が報じたゴマキこと後藤真希の不倫問題だが、後藤の亭主が不倫相手の男性を訴え、裁判になっている。

 その中で、後藤は、肉体関係があったことを認めてはいるが、拒んだが断り切れず、行為に及んでしまったと、まるで被害者のようなことをいっているそうだ。

 だが、不倫相手は、後藤が亭主の激しいDVから逃れたいと訴え、彼女を救うつもりだった、裁判所でいっていることは彼女の本心ではないと、文春に訴えている。

 さて、この裁判の行方、どうなるのだろう。

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