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森保ジャパンに黄色信号? 浮き彫りになる、ジーコジャパンとの共通点

JFA公式サイトより

 平成最後のサッカー日本代表戦が終わった。

 例年通り、2試合の開催となったキリンチャレンジカップの対戦相手は、コロンビアとボリビア。両国とも6月に日本代表が臨む「CONMEBOLコパアメリカブラジル2019」を意識してのマッチメイクである。

 そんな日本代表だが、ワールドカップロシア大会の再戦となったコロンビアには0-1で敗れ、ボリビアには1-0で勝利した。結果だけ見れば悲観する必要はなさそうだが、サッカーライターたちは、この2試合をどう見たのだろうか?

「まずコロンビア戦では、守備は良かったと思います。全体で連動して相手をサイドに追い込み、狙ったポイントでボールを奪えていました。一方の攻撃は、1月のアジアカップより良くなっていましたが、それは中島翔哉がケガから復帰したため。依然として、連動して相手の守備を崩す攻撃は見られませんでした。中島のドリブルがアクセントになっていただけで、チームとしての上積みはありませんでした」

 コロンビア戦後に柴崎岳が「シュートチャンスが多かったことは評価できる」としながらも、「得点チャンスにフォーカスにできるほど良い試合ではなかった」とも付け加えたのは、前出のライターが指摘した背景があるのだろう。ボールを回してシュートは打てているが、チームとして決定打がない。それはボリビア戦も同様なのだろうか?

「ボリビア戦の23分、ビルドアップからサイドチェンジして乾貴士が決定機を迎えたシーンは、コロンビア戦にはなかった攻撃です。ですが、そのひとつだけ。つまり、オーガナイズされている守備とは違い、攻撃は上積みがない。悪く言えば選手任せで、その象徴が宇佐美貴史でしょう。個人戦術の高い香川真司や乾と違い、戦術眼の低い宇佐美のようなアタッカーは試合から消えてしまいます。チームとしての攻撃パターンがないから、中島がいないとトーンダウンしますし、宇佐美のような選手も出てきてしまうんです」(同)

 この指摘を聞いていて、過去にも同じような日本代表があったことを思い出した。ジーコジャパンである。パスは足元ばかりで、出場する選手のパフォーマンスに左右される。もちろん、ジーコジャパンとは違い、森保ジャパンの守備は整備されているのだが、過去の日本代表も守備は及第点だった。問題は攻守のバランスで、森保ジャパンの攻撃は行き詰まっている。森保一監督の日本代表がこのままの状態なら、かなり危険な状態ではないだろうか?

(文=TV Journal編集部)

最終更新:2019/03/28 21:00
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