『耳の穴』ウエラン・井口浩之の「コント師イジリ」と、かつてバナナマン・設楽が語った「売れ方」の話
テレビ局に“家宅捜索”撮影させるも、自身の逮捕シーンも撮られ……「反逆スター・萩原健一逝く」~後編~
2019/03/31 18:00
逮捕 萩原健一 恐喝
主張を訴えるのも豪快に!
「契約通り、きちんと払うものは払ってください。国税庁、警視庁、山口組、住吉、熱海の●●さんという若頭が全部協力してくれまして、『やったろうじゃないか』と言っております。必ずやっつけますから!」
というメッセージを、なんとO氏の携帯電話の留守番電話に自ら残していたのだから、これはもう言い逃れはできなかった。
「当局による逮捕の動きを察した萩原さんは、O氏への全面的な謝罪と、自分の要求している金額を上回る、1,500万円の慰謝料を提示して和解へと動きましたが、O氏はこれを拒否。最期は、開き直ったかのように、週刊誌やテレビの取材を受け入れ、逮捕当日にもTBSとフジテレビのカメラを自宅に招き入れて自らの主張を世間にうったえ、家宅捜索に入る警察とのやり取りを内部から撮影させましたが、結局、手錠をかけられるまでの一部を公開することとなってしまいましたね」(同)
こんなことがあっても、抜群にカッコいいショーケンの記憶が損なわれることはなく、最後までスターであり続けた萩原さん。こんな男はもう出てこない。
最終更新:2019/03/31 18:00