千鳥、超売れっ子なのに冠番組が「まさかの深夜2時台」テレビ業界的にはありがたい事情って?

2019/04/11 08:00

テレビ朝日系『テレビ千鳥』公式サイトより

 お笑いコンビ・千鳥の冠番組『テレビ千鳥』(テレビ朝日系)が4月2日にスタートした。超がつくほどの売れっ子芸人である千鳥だが、その冠番組の放送時間は深夜1時59分から30分間。まさかの“ド深夜”なのだ。

「千鳥は、視聴者からの人気も高いし、関係者の間での評価もすごく高い。ゴールデンタイムでの冠番組とは言わなくても、せめて夜11時台でもよかったのではないかという意見は多いです」(テレビ局関係者)

 待望の冠番組が深夜2時台になったことについて、ある放送作家はこんな話をする。

「千鳥は昨年に関西テレビ・フジテレビ系で月曜夜10時台に放送されていた『世界の村のどエライさん』という番組にレギュラーMCで出演していたんですが、視聴率が振るわず、8カ月で終わってしまったんです。千鳥の良さが出るタイプの番組ではなかったとはいえ、本人たちとしては、『まだプライムタイムは早い』と感じた部分もあったのかもしれません」

 テレビ東京では、2016年から断続的に『NEO決戦バラエティ キングちゃん』という千鳥MCのバラエティ番組が放送されている。こちらの放送時間も深夜帯だ。

「『キングちゃん』はいろいろな芸人ゲストを呼んで、大喜利的なロケをやるという番組。相当むちゃな形で体を張ることも多いので、深夜でないと難しい。『テレビ千鳥』についても、攻めた内容にするには、深い時間しかなかったのではないかと思います」(同)

 一方で、ほかのバラエティ番組にしてみれば、『テレビ千鳥』が深夜であることはありがたいのだという。前出のテレビ局関係者は言う。

「千鳥がゴールデンで冠を持ったら、どうしてもその番組中心のスケジュールになって、ほかの番組にゲスト出演する機会が減ってしまいます。今はまだまだ千鳥を出したいという番組はたくさんあるわけで、ほかの番組のスタッフは助かっていると思います」

 冠番組が深夜であるため、千鳥としてもフットワーク軽く、さまざまな番組で活躍できるということ。そのうえ『テレビ千鳥』では自分たちのやりたい笑いを追求できるというのだから、“深夜2時台の冠番組”という選択は大正解だったといえるのかもしれない。

最終更新:2019/04/11 08:00

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