日刊サイゾー トップ > その他 > ウーマン・ウェジー  > 眞子さまと小室圭さんの結婚をめぐるメディアと街頭の温度差
【wezzy】

小室圭さんリンチ継続でも、眞子さまとの結婚を40%が「応援」!!

 秋篠宮家の長女・眞子さまはと小室圭さんの結婚に関する問題は解決に向けた糸口も見出せぬままワイドショーのネタとして消費され続けている。5月16日放送『モーニングショー』(テレビ朝日系)もこのテーマを扱い、100人に<眞子さま・小室さんのご結婚 応援できる?>との街頭調査をおこなった。

 すると結果は意外なものだった。「応援できない」19人、「小室さんがNY州弁護士資格取ったら応援できる」4人、「結婚に伴う一時金1~1.5億円を辞退すれば応援できる」9人、「小室さん母が抱える金銭問題を解決すれば応援できる」26人、そして「応援できる」が42人だったのだ。

この結果を受け、番組内でテレビ朝日コメンテーターの玉川徹氏が発した小室圭さん擁護が、大炎上している。

 玉川氏は<皇族といっても人間なので。結婚というのはまさに、なによりもお互いの愛情が大事なのであって。じゃあたとえば、『家柄が良くて、経済力もあって、だけど好きじゃない人と、そういうふうな人と結婚すればいいんですか?』というふうに僕は思うんですね>としたうえで、二人の気持ちが完全に無視された状態で議論がなされていることに疑問を呈した。

 そのうえで、<まずなによりも第一義的に大事なのは、愛情ですから。で、ましてや、眞子さまが選んだ方ですよ。で、その人たちをまわりの人が寄ってたかって否定するってことは、眞子さまが選んだ目も否定してるってことになってないですか? そういうふうなことで言えば僕はまず当人同士の考え方が一番大事なんであって、それ以外は大した問題ではないというように僕は見ています>と語り、外野の声が話をややこしくしていると指摘。さらに、世間の空気感への違和感を表明した。

<いま小室さんはニューヨークまで行って、それで自分が職業として選ぶものを一生懸命頑張って得ようとしているわけですよね。だったら別にそれを普通に応援すればいいだけの話じゃないですか。そうじゃないですもん。(世間の)雰囲気が。(小室さんが眞子さまの婚約者として)相応しくないって話のほうが(前に出過ぎている)>

小室圭さんへの人格攻撃は眞子さまへのバッシングに飛び火
 放送中からSNS上では、<玉川さんは相変わらずトンチンカンな自己主張が強い>といった批判が多く上がった。

 だがこれまでメディア報道は、小室家を非常識と断罪するばかりで、玉川氏のような“異論”はほぼなかった。そのこと自体が奇妙ではないか。

 

皇族の結婚については、初めて民間から嫁がれた美智子様の時も、兄君より先に結婚した秋篠宮様と紀子様の時も、現天皇と雅子皇后の時も、何かと騒がれ、失礼極まりない報道が相次いだ。これはマスコミの伝統とも言えるかもしれない。だが、時代は変わった。小室圭さんへの人格攻撃がこのまま横行していて良いのだろうか。

 小室さんに関する報道は過剰の一言だ。たとえば、「FLASH」(光文社)5月7・14・21日号では、小室さんが通うフォーダム大学の前にある屋台で遅めの昼食を物色中している姿を掲載。ニューヨークで勉強している小室さんのプライバシーを暴く報道は『バイキング』(フジテレビ系)や『直撃LIVE グッディ!』(同)なども積極的だ。

 『バイキング』は大学周辺の薬局、お土産屋、カップケーキ店、ピザ屋、カフェと、しらみつぶしに聞き込みを行った結果、小室さんが入店したことがあるという韓国料理店と日本料理店を特定していた。これらの報道は、ストーカーのごとくプライベートに土足で足を踏み入れるもので、おおよそ公共性を有するとは言えない。

 ワイドショーや週刊誌をはじめとしたメディアでは、小室家の非常識ぶりや秋篠宮家の奔放教育の悪影響などが繰り返し取り沙汰される。過剰なメディアスクラムは小室さんのみならず眞子さまへのバッシングまで引き起こした。

 眞子さまは5月11日に行われた「森と花の祭典『みどりの感謝祭』」の式典に出席されたが、その様子を伝える共同通信による記事「眞子さま、みどりの式典に 秋篠宮ご夫妻から引き継ぐ」には、「Yahoo!ニュース」上のコメント欄で批判意見が殺到。実に5000件以上の書き込みが寄せられた。一部を抜粋する。

<眞子さんには公務などして欲しくないです。見るのも嫌です。公務に出る前に、解決しなくてはならないことがあるはずです>
<これだけ炎上してるのに恥ずかしくないのかな 小室だけじゃなく、眞子の顔見るのも嫌になってきた>
<このお方の公務はもはや有り難みも感じないし、敬う事もできない>

このようにネットの声は批判一色、ワイドショーや週刊誌も結婚否定路線を継続しているが、しかし一方で『モーニングショー』が紹介した街頭の声は「応援できる」が多かった。ここにはだいぶ温度差があるといえるだろう。

秋篠宮様が昨秋に「現状では納采の儀を行えない」と明言されたことは事実だが、小室さんはあと2年は学生生活を送るわけで問題解決が一朝一夕にいかない以上、毎週のように「まだ解決しないのか」とメディアが煽ることに何の意味があるのか。

 “NYでの小室さん”や“小室家の過去”、“秋篠宮家の断絶”といったエピソードを鵜呑みにせず、この異常な報道状況に自体を疑問視する声が起こって然るべきではないだろうか。

最終更新:2019/05/18 07:15
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