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ヒロシ、苦労の末に勝ち取った「独立」「月収数百万」……激怒ツイートのワケ

ヒロシ公式Instagramより

「テレビは安易で嘘が多すぎる」
「レベルが低すぎるわ」

とお怒りモード全開となっているのは、「ヒロシです」の自虐ネタで2004〜05年に大ブレイクした、お笑い芸人のヒロシである。

 現在、テレビでは見かけなくなったが、キャンプ関連の動画が人気を博し、チャンネル登録者数38万人超を誇るユーチューバーとして成功を収めている。そんなヒロシに、テレビから密着取材のオファーがあったというのだが……。

「”今の成功を純粋に密着したい”というオファーで、一発屋といった切り口ではないと説明を受けていたといいますが、同番組の予告編を見たところ、〈あの一発屋が大儲け〉という見出しがつけられており、”約束と違う!”と激怒したようですね」(芸能記者)

 そして、冒頭の怒りのツイートを投下したという。

「”芸人はテレビの仕事ならどんな扱いだろうと喜んで引き受けるだろう”という、制作サイドのおごりが透けて見えます。テレビがメディアの王様であった時代ならいざ知らず、テレビに頼らずとも、好きなことをやって十分な収入を得ているヒロシにとっては、“一発屋”として都合よくテレビに利用されることが許せなかったのでしょう」(同)

 ここで気になるのは、現在のヒロシの収入である。

「ユーチューバーの世界では、一般的に月収はチャンネル登録者数の3倍といわれていますから、ヒロシは少なくとも100万円は稼いでいるものとみられる。さらに、キャンプ関連のイベントやメディア取材のギャラもあるでしょうし、昨年末に上梓した書籍もヒットしています。また、PR案件も舞い込んでいる。月収は軽く200〜300万円は超えているでしょう」(ITジャーナリスト)

 あまり知られていないが、実はヒロシは、テレビや芸能界のしがらみに疑問を抱き続け、一人戦い続けてきた芸人でもある。

「ライブで“ヒロシです”のネタが注目され始めてすぐに、当時、お笑いブームの中心にあった『エンタの神様』(日本テレビ系)から出演オファーが来たんですが、フリーだったため、日テレが某お笑い事務所と話をつけて所属させようとしたんです。フリーでの活動を望んでいたヒロシでしたが、その事務所に世話になることを決めて、さあ所属にというときに、なぜかサンミュージックに『うちで預かります』と引っ張られていった。この急展開の裏に何があったのか、ヒロシ本人もいまだによくわかっていないそうです」(お笑い関係者)

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