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自ら撒いた種だった……16連敗のヤクルト小川監督が“野球の神様”を怒らせた愚策とは?

文=日刊サイゾー編集部(@cyzo

 プロ野球は6月4日からセ・パ交流戦に突入するが、前半戦の大きな話題と言えば、ヤクルトの16連敗だろう。2日の試合で何とか連敗を止め、リーグワースト記録の更新は免れたが、16連敗によって順位は2位から6位へと転げ落ちた。足掛け3週間にわたり、勝利の女神から見放されたヤクルトだが、これを「自ら撒いた種」と語るのは、週刊誌のプロ野球担当記者だ。

「今シーズンのヤクルトは、序盤からボロボロだったわけではなく、4月中盤まではトップを走っていました。しかし物議を醸したのが、4月18日の阪神戦です。序盤に大量リードを許すと、小川淳司監督は山田哲人、バレンティン、青木宣親の主力3人をあっさり引っ込め、若手を起用しました。要するに試合を捨てたのです。これについて野球ファンからは、『長いシーズンだから仕方ない』と、擁護の声も上がりましたが、結果がこれですよ。それまで11勝5敗でトップだったチームは、それ以降11勝27敗(6月2日時点)と惨憺たる有様です」(プロ野球担当記者)

 やはり“野球の神様”は、捨て試合という愚策を見逃さなかったということか。この意見には、フリーのスポーツライターも同意する。

「その試合は、確かに4回が終わった時点で阪神が8点リードしていましたが、阪神の先発の岩田はピリッとせず、特に山田哲人には2打席連続で打たれていたので(タイムリーヒットとホームラン)、山田の交代には驚きました。かつて長嶋茂雄氏が松井秀喜に、『一生に一度しか試合観戦に来られない人もいる。そういう人の為に試合を休むな』と言い、松井もそれを実践したのは有名な話です。山田はまだ26歳ですよ。しかもこの日の試合は、ヤクルトの本拠地の神宮球場で行われたものでしたから、情けなかったですね」(スポーツライター)

 そしてプロ野球はこれから交流戦に突入する。交流戦と言えば、毎年のようにパがセを圧倒する結果が続いているが、ヤクルトは厳しい戦いを強いられそうだ。

「連敗に陥るチームは普通、主力がケガ人だらけのものですが、今年のヤクルトの場合、ほぼベストメンバーでの結果がこれです。こうなるとヤクルトは主力の年齢層が高いので、この先、厳しいでしょうね。チーム成績が落ち込むと、クビが怖いベテランたちは露骨に個人記録に照準を定めてきますから」(前出・プロ野球担当記者)

 昨年、チームを2位に導いた小川監督だが、序盤での“迷采配”のツケはあまりにも大きかったようだ。

最終更新:2019/06/05 17:50
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