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女芸人No.1決定戦 THE W、EXITとりんごちゃんのサポーター起用に疑問の声! 性的マイノリティーの扱いに不安も

文=日刊サイゾー編集部(@cyzo

イマーゴプロモーション公式サイトより

 女性芸人日本一を決める『女芸人No.1決定戦 THE W 2019』(日本テレビ系、12月9日放送予定)の決勝進出者が発表された。前回優勝の阿佐ヶ谷姉妹、決勝戦進出経験のある紺野ぶるま、はなしょー、吉本興業所属のアイドルグループ・つぼみ大革命のほか、123☆45、おかずクラブ、3時のヒロイン、そのこ、にぼしいわし、ハルカラの計10組で決勝戦が行われる。

 さらに、今大会ではお笑いコンビ・EXITとものまね芸人のりんごちゃんが、大会サポーターを務めるが、その人選に疑問の声も上がっている。

「EXITといえば、兼近大樹が過去に売春斡旋で逮捕されていたことが報じられ、話題になりました。女性芸人No.1を決める大会で、売春斡旋で捕まったことがある兼近を起用するのは、どういう意図があるのか……と指摘する関係者もいます。ただ単に旬の芸人だからという理由だとは思うのですが、ちょっと誤解を生みかねないのは事実だと思います」(テレビ局関係者)

 さらに、りんごちゃんの起用については、こんな意見も。

「THE Wの参加資格は『女性』となっているんですが、トランスジェンダーについての扱いは明文化されていません。そして、りんごちゃんは今大会にはエントリーしていない。もしも、“りんごちゃんは大会にはエントリーできないけど、サポーターならお願いできます”といったような意図があったとしたら、それは問題ですよね。明らかに性的マイノリティーに対する配慮がなさすぎる。日テレの番組をきっかけにブレイクしたということでの起用なら問題ないとは思うのですが、少なくとも大会におけるトランスジェンダーの扱いについては、立場を明らかにする必要があるでしょう」(同)

 以前から『THE W』が“性差別的である”といった意味合いで批判を受けているのも事実だ。

「男性優位のお笑い界において女性にチャンスを与えるという点で正当性があるのはわかりますが、性的な多様性を受け入れるのではなく、性別のみで参加資格を規定するのは、世の中の流れに逆行していると言わざるを得ない。男女格差をなくすという目的のうえで、性的マイノリティーが排除されるというのは、いかがなものだろうか……という意見も多い」(お笑い業界関係者)

 また、決勝進出者の“ネタ”に対する苦言も少なくないようだ。

「今年で3回目となる同大会ですが、決勝進出者の傾向として“デブいじり”、“ブスいじり”、“ババアいじり”などの、外見や年齢に関するネタが多い。もちろん自虐的な笑いというジャンルがあるのも事実です。しかし、それ以上に旧態依然とした価値観のもとに成立するネタが高く評価されているという印象は否めない。偏見や固定観念にとらわれたネタで勝ち上がれるという事実が、残念なことに“大会のレベルの低さ”として表れているようにも思えます」(同)

 さまざまな面で課題を抱えている『THE W』。どのような方向性の大会にするのか、あるいはそもそもこの大会は開催すべきなのか……など、深い議論が必要だ。

最終更新:2019/11/01 12:05

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