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ミキのステマ騒動で吉本興業が逆ギレ!? 詳細報じた日テレとの間で一悶着か

吉本興業公式サイトより

 闇営業騒動に続き、売れっ子芸人・チュートリアルの徳井義実が個人事務所を介した億単位の申告漏れと所得隠しが判明して活動自粛に追い込まれるなど、何かと逆風続きの吉本興業。

 そんな中、現在売り出し中の兄弟コンビ・ミキにステマツイート騒動が勃発し、話題を集めている。

 吉本が京都市と契約を結び、所属タレントのミキが、「PR」表記や依頼を受けて行ったツイートであることを明示せず、ツイッターで京都市のイベントを告知することで100万円の報酬を受け取っていたことが「ステマ(ステルスマーケティング)にあたるのでは?」と指摘されている今回の騒動。

 吉本サイドは「『#京都市盛り上げ隊』などのハッシュタグを表記していることなどから、「今回のツイートが京都市のためのプロモーション業務であるということは世間一般にご理解いただける」と、ステマには当たらないと見解を表明した。

 だが、世間の反応は厳しく、業界内外からも疑問の声が噴出している。

「著名人によるSNSをつかったステマに関しては以前から厳しい見方がされていましたからね。そもそも、ミキのSNSのフォロワー数からして100万円という対価が『全く高額なものではなかった』という公式見解自体が的外れも甚だしい。ステマに関しては金額の多寡の問題ではありません」(広告代理店関係者)

 闇営業騒動の際の岡本昭男社長の会見での質疑応答しかり、発覚当初に活動自粛の可能性について「全然ない」と完全否定していた徳井の騒動しかり、相変わらずその対応に世間の感覚との大きなズレが目立つ同社だが、今回のミキの騒動に関しては水面下でこんな動きもあったという。日テレ関係者が声をひそめる。

「今回のミキの一件に関しては、吉本とパイプのあるスポーツ紙や民放テレビ局も紙面や番組で報じたのですが、とくに情報番組でそれなりの時間を割いて報じたウチに対して吉本サイドが激怒。幹部自らが局に乗り込んで、上の人間に猛抗議したそうです。確かにウチは吉本芸人さんの番組を数多く手掛けていますし、岡本社長が口にしたという発言を借りれば“株主”の一社なのかもしれませんが、それとこれとは話は別。ハッキリ言って八つ当たりもいいところ。単なる逆ギレです」

 度重なるピント外れの対応で、“株主”から見捨てられないことを祈るばかりである。

最終更新:2019/11/06 12:00
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